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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2019.08.19.Mon

粗挽きソーセージと野菜の煮込み

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3年ほど前に小さな月桂樹(ローリエ)の苗を地植えしたのですが、今年になって急成長し、1mを超える高さになりました。ローリエは乾燥にも寒さにも強く、肥料がなくても育ちますし、病気にもかかりにくい手間いらずの植物です(冬になっても葉が落ちません)
フランス料理に限らず、香辛料を使う国の料理によく使うので、植木や庭木として一つあると重宝します。

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大きめに刻んだ玉ねぎ、人参、じゃがいも、粗挽きソーセージをサラダ油少々をしいた鍋の中で軽く炒めます。材料がひたひたになるくらいの水を注いだら、塩をひとつまみとローリエの葉を1〜2枚入れて強火で沸騰させます(顆粒のコンソメを入れても)。沸騰したら火を弱めて15〜20分ほど煮込んで出来上がりです。(タイムがあればロリエと一緒に入れるといいと思います。写真は仕上げにパセリのみじん切りをふりかけています)ローリエを入れると、それだけで洋風の香りがしてきます。

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虫除けにもなるので、我が家ではキッチンの引き出しや開きの中に、2〜3枚づつ入れてあります。

2019.08.12.Mon

2020年 東京オリンピック

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いよいよ来年の夏は、東京オリンピックが開催されるということで、やはり日本人としては、その盛り上がりを実際に日本で体験したいと思っていましたが、調べてみると開催日が7月24日から8月9日までとのこと。(パラリンピックは8月25日から9月6日)最も夏の暑い時期にあたります。

埼玉県にお住まいのkitchenplazaさんのお話によると、日本では今年の夏も危険な暑さが続いている様子。
20年前に、私が日本にいた頃とは次元の異なる暑さになっています。以前と違って、めっぽう暑さに弱くなっているので、そんなに暑い中をわざわざ出かけて競技を観戦するだろうか?せいぜいホテルの部屋で、テレビ観戦しているのが関の山ではないか。そう考えると、来年の夏に日本に行こうという気が、だんだん失せてきました。
2024年はフランスでオリンピックが開催されるということも重なり、来年のオリンピックは、恐らくこちらでテレビ観戦することになりそうです。


2019.08.06.Tue

フイーンヌ= la fouine


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写真はおかりしたものです


私の家は雑木林に隣接するようにあるので、いろいろな動物がやってくるのですが、最近はフイーンヌ=fouineという、日本で言うオコジョをよく見かけるようになりました。この辺りにはずっと以前から生息している動物ですが、夜行性ということもあり、実際に姿を目にすることはほとんどありませんでした。

夜9時を過ぎ、あたりが薄暗くなってくる頃、フランスで言う「犬とオオカミの間(どちらか見分けるのが難しくなった夕暮れ時)」に、垣根の中からカサコソと音がします。何か動物がいるというのは、気配でわかったのですが、しばらく音のする方を見ていると、一匹の小さな生き物が、ぴょんぴょんと跳ねながら現れてきました。毛の色は茶色にグレーがかっていて体長が2〜30cmくらい、首の周りに白い模様があります。一瞬リスかと思ったのですが、これはフイーンヌだなとすぐに見当がつきました。
クエッチ(プルーンのようなもの)の木に近づき、スルスルと上へ登って行きます。登りつめるとクエッチのついた枝を手で引き寄せて、熟れた実を食べ始めました。

フイーンヌは見た目がぬいぐるみのように可愛いのとは裏腹に、雑食性で気性が荒く、ときには鶏をも襲うこともあるそうです。屋根裏に住み着いてしまうと、あちこちを荒らし回っては糞尿を撒き散らし、夜中に騒音を立てるので、こちらでは嫌われ者的な存在になっています。

ただ、我が家の屋根裏に住み着いた形跡はないので、ハリネズミのために置いてあった木箱の中に住んでいるのか、外に置かれた薪の間にでも巣を作っているのかもしれません。人からは害獣扱いされていますが、ご覧の通りなんとも愛嬌のある小さな生き物です。
これも夏の夜の楽しみの一つと思って、虫の音を聞きながら、今夜もフイーンヌが現れるのを待つことにします。






2019.07.30.Tue

8月

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熱波の峠も越え、先日の暑さがウソのように涼しくなりました。太陽の出ている時間が一番長いのと、これから夏が始まるという高揚感もあるので、6月が1年で一番好きな月ですが、フランスは9月に入ると急に秋めいてくるので、8月に入り、夏も残りあとひと月かと思うと、少し寂しい気がします。

一昨年に作った小さな池に、金魚が15〜6匹住んでいて、毎朝餌をもらえることを知っているので、私の姿を見つけると、餌をもらいに水面に集まって来ます。せわしなく水草の中を出たり入ったりする姿は、いつまで眺めていても飽きがきません。


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水面下に睡蓮の蕾を見つけ、それがある朝花開いているのを見ると、とても嬉しくなります。オタマジャクシが孵化し、トンボが羽化するところが見られるのも、夏の楽しみの一つです。冬には完全に凍りつくこの池も今が最も輝く季節です。


2019.07.26.Fri

気温42℃

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写真は涼しい朝に撮ったもの

2日前からテレビのニュースで、「こまめに水分を補給して、熱中症には十分に注意するように。健康な人でも運動はしないように」と、繰り返し言われていた7月25日。朝の気温はまだ25〜6℃。しかし、これから気温はうなぎのぼり、正午を過ぎて32℃、午後4時38℃、午後6時になって初めて経験する気温42℃。熱気が入り込んでこないように、雨戸を閉めきる。おかげで家の中は27℃止まり。夜8時になっても温度計は39℃を指していました。

外に出てみると、不自然なくらいの静けさ。普段聞こえる鳥の声が一切きこえず、熱風に揺れる、乾いた葉の擦れる音だけが聞こえてくる。全ての生き物が、森で、垣根の中で、潅木の下でジッと息を潜めているのだと察する。
暑いという感覚ではなく、吸い込む空気が熱い。真夏にストーブの前に立っているような、炎天下に放置された車の中に入ったような、太陽の下にいると、まともに2分と持たずに家の中に避難しました。
それでも、40℃超えが1日だけだったので幸いです。今日26日は気温も下がり、最高気温33℃。外は涼しく感じましたが、家自体が熱を持っているらしく、昨日以上に体が重く感じました。





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