2016.05.24.Tue
ブラジルのデザート、キンジン ーQuindimー
久しぶりの料理レシピです。
2014年、ワールドカップがブラジルで開催されていた頃、テレビで”キンジン”というブラジルのデザートを紹介していました。見た目がマンゴームースのようですが、この濃い黄色い色は卵黄の色です。
ウィキペディアによると『キンジン(Quindim)は、ブラジルのデザートで、主原料は砂糖、卵黄、すり潰したココナッツである。通常はカップから出して上下逆の状態で提供される。表面には光沢があり、濃い黄色をしている。』とのこと。
使われている材料もシンプルで手に入れやすく、作り方も簡単なので、以前一度作ってみたことがあるのですが、その時はキンジンらしい表面の綺麗なツヤがでず、ちょっと納得できなかったので今回リベンジしてみました。
”キンジン”のレシピをいくつか検索してみると、かなり材料にも作り方にもばらつきがあります。
今回、このレシピで作ってみた感想ですが、柔らかいプリンのような出来上がりかと思いきや、アルジェリアやチュニジアのお菓子のように、手でも摘めるようなしっかりとした仕上がりです。
ココナッツファインの量を減らせば、もう少しソフトな仕上がりになるかもしれませんが、このココナッツファイン独特のシャリシャリ感が特徴でもあり、卵黄をたっぷり使っているので、タマゴの風味もしっかりあって私は気に入りました。艶やかに光るシロップは、見た目にも味的にもやはり大切だと思います。ココナッツ好きにはオススメのスイーツです。
アンニュイ顔の、ご近所のネコさん。
作り方は、続きを読むに別記しておきます↓
単純に材料を混ぜ合わせるだけでもできるデザートのようですが、前回それで艶がない仕上がりになってしまったので、今回は砂糖と水でシロップを作り、他の材料と混ぜ合わせるやり方をとってみました。
ー材料ー ラムカン(ココット型) 3〜4個分
※上の分量外に、型に塗るバター(またはサラダ油)とグラニュー糖を適量を使います。
使用する型はプリン型でもラムカン(ココット型)でも大丈夫です。
1)まずシロップを作ります。鍋に水100ccと砂糖を入れ沸かします。沸騰したら火を弱めて、5〜7分ほど煮詰めます。
もし温度計があれば、シロップが105℃になるまで煮詰めます。(見た目がほんの少しだけトロッとした感じです)
シロップが煮詰まったら、火から外し温かいうちにバターを加え、溶かし混ぜます。
(シロップを冷ましている間に、ラムカン(ココット型)に指で薄くバター(又はサラダ油)を塗り、中にグラニュー糖を振り入れ、砂糖の膜を作っておきます)
2)ボウルに卵黄6個を入れ、ホイッパーでほぐします。(私はここでレモンの皮のすりおろしを加えましたが、これは好みなので入れなくても問題ありません)ここに用意した、人肌に冷ましたシロップを加え混ぜ合わせます。
3)次にココナッツファインを一度に加え、混ぜ合わせれば種は出来上がり。
4)用意したラムカン(ココット型)に、スプーンを使って種を入れ、焼きプリンを作るのと同じ要領で、湯煎をしながら170~180℃のオーブンで30分ほど焼きます。楊枝を刺して種がついてこなければ出来上がり。
粗熱が取れ、やや温かいうち、もしくは室温くらいでいただくのが良いそうですが、私は冷まして冷蔵庫に入れてしまいました。翌日、食べる前に冷蔵庫から出して、しばらく室温に戻してから食べました。
見た目ちょっと甘みがきつそうに見えますが、ちょうど良い甘さでした。これにコーヒーか紅茶があれば最高です。
残った卵白で、Rochers de coco←がつくれます。 これもまたココナッツ菓子ですけど・・。
2014年、ワールドカップがブラジルで開催されていた頃、テレビで”キンジン”というブラジルのデザートを紹介していました。見た目がマンゴームースのようですが、この濃い黄色い色は卵黄の色です。
ウィキペディアによると『キンジン(Quindim)は、ブラジルのデザートで、主原料は砂糖、卵黄、すり潰したココナッツである。通常はカップから出して上下逆の状態で提供される。表面には光沢があり、濃い黄色をしている。』とのこと。
使われている材料もシンプルで手に入れやすく、作り方も簡単なので、以前一度作ってみたことがあるのですが、その時はキンジンらしい表面の綺麗なツヤがでず、ちょっと納得できなかったので今回リベンジしてみました。
”キンジン”のレシピをいくつか検索してみると、かなり材料にも作り方にもばらつきがあります。
今回、このレシピで作ってみた感想ですが、柔らかいプリンのような出来上がりかと思いきや、アルジェリアやチュニジアのお菓子のように、手でも摘めるようなしっかりとした仕上がりです。
ココナッツファインの量を減らせば、もう少しソフトな仕上がりになるかもしれませんが、このココナッツファイン独特のシャリシャリ感が特徴でもあり、卵黄をたっぷり使っているので、タマゴの風味もしっかりあって私は気に入りました。艶やかに光るシロップは、見た目にも味的にもやはり大切だと思います。ココナッツ好きにはオススメのスイーツです。
アンニュイ顔の、ご近所のネコさん。
作り方は、続きを読むに別記しておきます↓
単純に材料を混ぜ合わせるだけでもできるデザートのようですが、前回それで艶がない仕上がりになってしまったので、今回は砂糖と水でシロップを作り、他の材料と混ぜ合わせるやり方をとってみました。
ー材料ー ラムカン(ココット型) 3〜4個分
卵黄・・・ 6個
ココナッツファイン・・・ 80~100g
グラニュー糖または上白糖・ 90g
水・・・ 100cc
バター・・・ 25g
(上記の材料以外に、私はレモンの皮を少量すりおろして加えました)
ココナッツファイン・・・ 80~100g
グラニュー糖または上白糖・ 90g
水・・・ 100cc
バター・・・ 25g
(上記の材料以外に、私はレモンの皮を少量すりおろして加えました)
※上の分量外に、型に塗るバター(またはサラダ油)とグラニュー糖を適量を使います。
使用する型はプリン型でもラムカン(ココット型)でも大丈夫です。
1)まずシロップを作ります。鍋に水100ccと砂糖を入れ沸かします。沸騰したら火を弱めて、5〜7分ほど煮詰めます。
もし温度計があれば、シロップが105℃になるまで煮詰めます。(見た目がほんの少しだけトロッとした感じです)
シロップが煮詰まったら、火から外し温かいうちにバターを加え、溶かし混ぜます。
(シロップを冷ましている間に、ラムカン(ココット型)に指で薄くバター(又はサラダ油)を塗り、中にグラニュー糖を振り入れ、砂糖の膜を作っておきます)
2)ボウルに卵黄6個を入れ、ホイッパーでほぐします。(私はここでレモンの皮のすりおろしを加えましたが、これは好みなので入れなくても問題ありません)ここに用意した、人肌に冷ましたシロップを加え混ぜ合わせます。
3)次にココナッツファインを一度に加え、混ぜ合わせれば種は出来上がり。
4)用意したラムカン(ココット型)に、スプーンを使って種を入れ、焼きプリンを作るのと同じ要領で、湯煎をしながら170~180℃のオーブンで30分ほど焼きます。楊枝を刺して種がついてこなければ出来上がり。
粗熱が取れ、やや温かいうち、もしくは室温くらいでいただくのが良いそうですが、私は冷まして冷蔵庫に入れてしまいました。翌日、食べる前に冷蔵庫から出して、しばらく室温に戻してから食べました。
見た目ちょっと甘みがきつそうに見えますが、ちょうど良い甘さでした。これにコーヒーか紅茶があれば最高です。
残った卵白で、Rochers de coco←がつくれます。 これもまたココナッツ菓子ですけど・・。
見た目しっかりと甘い感じがしますが、
砂糖90gですとそれほどの甘さでは無いですね。
午後のちょっとしたひと時にぴったりのデザートだと思います。
残った卵白も余すことなく作れるって良いですね。
しかもロッシェ.ドゥ.ココは混ぜるだけっていうのが魅力です。