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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

自然

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2019.09.07.Sat

野鳥

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春に家の周りでたくさんの雛が孵ったせいか、今年は例年より庭で見かける野鳥の数が多いようです。ただ、そのうちの10%だけが1歳を迎えることができると言いますから、一見のどかに見える自然の景色も、そこで生きる動物にいとっては、厳しいものに違いありません。
近年、気候の変動や畑で使われる農薬のせいで昆虫が減少し、それにともなって野鳥の数も少なくなっていると聞きます。(BBCnewsJAPAN→世界各地で昆虫が減少、害虫は増加傾向に)毎年庭の様子を観察しているのでわかるのですが、今年の夏は庭で見かける蝶の数が、いつもより少なかったように感じました。
人が野鳥に餌を与えるのは、不自然なようですが、人間の生活のせいで自然が侵されつつある今、野山で生きる生き物の手助けをするのも時として必要なことのように思います。


2019.07.30.Tue

8月

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熱波の峠も越え、先日の暑さがウソのように涼しくなりました。太陽の出ている時間が一番長いのと、これから夏が始まるという高揚感もあるので、6月が1年で一番好きな月ですが、フランスは9月に入ると急に秋めいてくるので、8月に入り、夏も残りあとひと月かと思うと、少し寂しい気がします。

一昨年に作った小さな池に、金魚が15〜6匹住んでいて、毎朝餌をもらえることを知っているので、私の姿を見つけると、餌をもらいに水面に集まって来ます。せわしなく水草の中を出たり入ったりする姿は、いつまで眺めていても飽きがきません。


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水面下に睡蓮の蕾を見つけ、それがある朝花開いているのを見ると、とても嬉しくなります。オタマジャクシが孵化し、トンボが羽化するところが見られるのも、夏の楽しみの一つです。冬には完全に凍りつくこの池も今が最も輝く季節です。


2019.04.25.Thu

野鳥の孵化

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四月も下旬。新緑が眩しいとはよく言ったもので、この時期の木々の葉の色は、蛍光色のような特別な緑色の輝きを放っています。
去年の秋に新たに野鳥の巣箱を3つ設置し、3月の終わり頃から新しい入居者がそこで巣作りを始めました。おそらく数日前に雛が孵ったのか、せわしなくその巣箱を出入りする親鳥の姿を見かけます。
5月になると巣立ったばかりの雛たちが、親に餌をねだる可愛い姿を見ることができると思います


2019.03.01.Fri

3月

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2月下旬は穏やかな晴天が続き、日向にいると半袖でも寒さを感じない程気温も上がりました。
春が近ずいてくると真っ先に、クロッカスとスノードロップの花が咲き始めます。その脇では、水仙が花を咲かせる準備をしていました。
今まで落ち葉に覆われて、何もなかった所に咲くので、遠目に見てもよく目立ちます。


鳥の巣箱にシジュウカラが忙しく出入りしているところをみると、この暖かさにつられてさっそく巣作りを始めたようです。
4月が近づいても氷点下に戻る日もあるので、ちょっと早すぎないかと心配しています。


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近づいてみると、思ったよりもスノードロップが群生して咲いているので驚きました。
これから5月にかけて、ヒヤシンス、ムスカリ、チューリップ、スズランと咲き始めるので、庭に出る楽しみも増えてきます。
残念ながら今週いっぱい天気は下り坂で、また冬の寒さが戻ってきそうです。



2018.06.18.Mon

温暖化の影響で増えてきた外来種の虫たち

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虫の被害にあった庭園の木

ガーデニングの楽しみは植物を育てるだけでなく、蝶やハチ、バッタや野鳥の鳴き声や姿を見かけるのも、大きな楽しみのひとつですが、益虫と言われる虫ばかりではないので、害虫とも上手く付き合っていかざるをえません。

近年の温暖化の影響で、もともとアジアや南仏にしか存在していなかった虫たちが、パリ近郊にも増え始めていて、西洋ツゲの垣根を食い荒らす毛虫ツゲメイガ(pyrale du buis)、ローズマリーの葉を好んで食べる小さなコガネムシのような虫(Chrysomèle du Romarin) 、松の木に生息して、人や動物が触ると皮膚がただれてしまう毛虫(Processionnaire)、日本ではおなじみの縞模様のヤブ蚊など、どれもフランス国内に(またはフランス中北部)に生息していなかったが、徐々に繁殖し始めて問題になってきています。

中でも日本、中国、韓国から来たと言われている、ツゲメイガという蛾の幼虫は、西洋ツゲの木に卵を産みつけ、その幼虫が葉を食い荒らして木を枯らしてしまうので、大きな問題になっています。

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(写真はおかりしたものです)
フランスのほとんどの公園や庭園で見かける西洋ツゲは、何年も時間をかけてゆっくりと成長していきます。ところがツゲメイガの被害にあうと、あっという間に綺麗に剪定された木が惨めな姿になってしまいます。


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(写真はおかりしたものです)
底なしの食欲で、西洋ツゲの葉を食べて枯してしまうツゲメイガの幼虫
ツゲの木の中に潜んでいるので、見つけるのが厄介な毛虫


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もともとフランスにいるパピヨン.フランベ(papillon flambé)という蝶。
(写真はおかりしたものです)

ところが益虫や綺麗な虫は大事にするというのですから、人間とは本当に身勝手なものです。


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フェンネルの葉を好むパピヨン.フランベの幼虫。
元気に育ってね♪


うちの庭は農薬等を使ってないので、毛虫やナメクジ、カタツムリが葉を食い荒らしていると、手で捕まえてどこか遠くに放り投げたり、鳥の餌になるような場所に置いておきます。でもよく見てみると、害虫と言われる虫もおっとりとした動きで可愛かったりするので、駆除するのも心が痛みます( ノД`)。実際、地球上のどんな生き物より人間ほど地球環境を破壊し、汚している生き物はいないので、多少の虫たちの悪さは多めにみることにしています。(ただ、度を越すとさすがに腹が立ちますが・・苦笑)





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