森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

自然

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2017.07.24.Mon

7月の花と生き物たち

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秋に植えた青いアザミの花が元気に咲いています。

気がつけばいつの間にか7月も下旬。徐々に日没も早くなってきました。フランスは7月いっぱいバカンスをとった人と、8月からバカンスをとる人との入れ替わりの時期でもあります。何日間か続いた暑さから一転して小雨がパラつく陽気に変わり、今日は最高気温が20℃と肌寒い1日でした。乾ききった土地が雨で潤ってくれるのは、植物にとってありがたいです。


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飛び方もだいぶ様になってきた若いシジュウカラたち。
それでもまだお母さんの後をついて飛び回っています。



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甘えん坊のご近所のネコさん。6月に誰かが仕掛けたトラバサミの罠にかかって、左前足を失いかけるほどの大怪我をしたのですが、無事に回復して、またうちに遊びにくるようになりました。本来なら外に出さないほうがいいのですが、人さまの家のネコのことですから、あまり強くも言えません。自分の家と我が家の往復だけをしてくれることを祈っています。



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眩しいばかりの白い睡蓮の花。
夜間は花びらを閉じるので「睡眠する蓮」で睡蓮になったんだとか。
3日間だけその姿を見ることができます。



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久しぶりのハリネズミくん。ハリネズミは日が暮れて暗くなってから活動を始めるので、日没後にネコのドライフードを玄関先に置いて現れるのを待ちます。警戒心が薄いので多少音を立てても逃げません。こっそり玄関の扉を開けて写真を撮りました。このハリネズミくんは5〜6年前からこの庭で暮らしていると思われます。



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草丈15〜20cmほどの可愛らしい花。
11月まで花を楽しませてくれます。



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3年前に作った虫のホテルにも、入れ替わり立ち替わり
たくさんの虫たちが集まってきます。



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蝶々が大好きなブッドレアの花には、多いときに5〜6種類の蝶が
一度に留まっていることもあります。(Arbre papillon-蝶の木)




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去年の夏は長く続いた雨のせいで、パリ近郊の川が氾濫し、多くの家が床上浸水の被害に遭いました。今年は日本各地で大雨による被害が相次いでいます。自然の大きな力の前では人はなすすべもなく、地球に生きる他の生き物と変わらぬちっぽけな存在だということを思い知らされます。


2017.06.10.Sat

野鳥観察②

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先週に続いて鳥に詳しいお友達に、今度は違うポイントへ野鳥観察に連れて行ってもらいました。この日は30℃近くまで気温が上がったのですが、日本とは違って沼や川の近くでも蒸し暑さはなく、日陰に入れば涼しくて、汗をかくようなことはありませんしヤブ蚊もいません。

駐車場から森を抜けてポイントまでは、なるべく日陰を探して進んで行きます。草を食む羊の群れを横目に見ながら、川のあるところまで行くと、すでにたくさんのトンボが飛んでいました。川面のあちこちに水草の上に乗ったカエルの姿をみかけます。肝心の野鳥の写真が一枚もないのは、望遠レンズのカメラを持っていないので、残念ながら主役の鳥さんをきちんと撮ることができません。写真でその場の雰囲気だけでも・・。

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ポイントにたどり着き観察小屋の小窓から外を見ると大きな沼が一面に広がっています。沼に浮かんだ小さな島には、Sterneという鳥のヒナが大きな声で親鳥に餌をねだり、水際の倒れた木の上では青首鴨が毛ずくろいをしていました。白鳥や鵜も見かけます。


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田舎道を通るのは鳥を観察しに来る人だけでなく、犬を散歩に連れて来る人、家族で散歩に来る人、サイクリングやジョギングをする人と目的は様々。ここに生えている木はほとんどが落葉樹なので、冬には景色がガラリと変わるのだそうです。今度来るときはお弁当でも持ってきましょうか^^。




2017.05.30.Tue

野鳥観察

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ここ数日暑い日が続いていたのですが、この日は幾分涼しくなるという予報だったので、野鳥に詳しいお友達夫婦と一緒に、家から車で15分くらいのところにある沼にバードウォッチングに行ってきました。

車から降りて沼までの道を通っていると、野うさぎが突然目の前に飛び出してきて、白いフワフワの毛で覆われたお尻を向けて、進行方向へ跳ねながら遠ざかっていきました。普段はあまり姿を見せない野生動物を見かけると、なんだかそれだけで嬉しなります^^。



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目的の沼の畔にはバードウォッチングできるように木で囲いがしてあり、隙間から沼にやってくる野鳥を観察できます。
数種類の水鳥とその親子(真鴨、鵜、がん、オシドリなど)、カワセミ、水を飲みにやって来たキツネやカピバラ仲間(ヌートリア)も見ることができました。辺りを散歩してみると、もうすでにトンボも飛んでいて、豆粒くらいの小さなカエルを何匹も見かけたり、2時間近くその場所にいたのですが飽きることなく楽しめました。



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初夏の空に浮かぶ白い雲。風に揺れてこすれる草の音と、水鳥の鳴き声が沼にこだまする穏やかな1日でした。



2017.05.12.Fri

招かれざる客

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4月上旬に蜂の巣箱を置いてから一ヶ月が経ちました。たくさんのミツバチが出入りしているところを見ると、この巣箱に自分たちの巣を作ることを決めた様子です。
ところがよく観察してみると、ミツバチに紛れて何やらスズメバチらしき大きな蜂も出入りするようになり、これはちょっと怪しい雰囲気です。
思い切って箱を開け巣をひとつ取り出したところ、案の定スズメバチの小さな巣が、角の方に出来上がっているではありませんか?!これは好ましくありません(汗)・・。大きなスズメバチが一匹出てきて自分の巣の辺りをブンブン飛び回っています。調べてみるとスズメバチはだいたい5月に女王蜂一匹で巣作りを始めるのだそうです。




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まだ作り始めのこの時期ならば、攻撃を仕掛けてくる兵隊蜂がいないらしいので、巣も簡単に取り除けるんだとか。とは言え、スズメバチによる刺傷の痛さや二度刺されたら死ぬとか、余計な予備知識が頭に浮かんできてしまい(^^;)、実際手で取るのにもビビってしまいます。
もし攻撃してきたら、私など車椅子では凸凹の土の上を素早く逃げることもできないので、「だいじょうぶ、だいじょうぶ!と思う・・」と妻に何度も暗示をかけて(だいじょうぶなら自分でとれ・・苦笑)なんとか妻が取り除いたのでした。



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思ったよりも巣は繊細にできていて、雑に扱うと簡単に壊れてしまいます。
全ての穴の中に卵が産み付けられていました。

巣を取ってホッとしたのも束の間、改めてネットで調べたスズメバチについて書かれたところを読み返してみると「女王蜂は駆除すべし」との注意がきが。マズイ生きてる・・(;д;)。たしかに。あの女王蜂が家のどこかに巣を作ってしまうかもしれない。いやな予感が、ふと二人の頭をよぎるのでした。







2017.05.08.Mon

レモンの木

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前回記事にしたミカンの木ほどではありませんけど、レモンの木の鉢植えも定期的に実をつけてくれます。家にある柑橘系の木は妻が担当しているのですが、農薬を使わないのでカイガラムシという害虫が簡単につきやすくて、それをちまちまと手で取るのは大変な作業です。摘んだばかりのレモンは皮に厚みがあって、輪切りにしてそのまま食べると酸味もちょうどよくてとても美味しいです。


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家のレモンの木は1年に4回実をつける種類で、実が熟してもしばらくそのまま枝に残してもいいらしく、去年の10月くらいに実が成熟したものをようやく摘んで、つい先日ジャムを作っていました。朝食のときが楽しみです。^^



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フランスではよく政治の中で、右派とか左派という言い方をするのですが、右でも左でもないエマニュエル・マクロン氏が新しいフランスの大統領になりました。現在の左派政権の中で、2年間経済大臣を経験しただけで、所属する政党のバックアップもなく、選挙前にはまさかこの人に決まるとは思ってもみなかったので、ある意味予想外の結果になりました。
フランス人はraciste(差別主義者)が嫌いなので、決戦投票ではマクロン氏のプログラムに賛成するというより、極右のルペン氏を止めるためにマクロン氏に投票したという人も少なくはないようです。

63歳の奥様との年の差が24歳あることで日本でも話題になったいましたが、結婚した当時は奥様の方に3人(娘さん)の連れ子いたというのですからまた驚きです。やはり器の大きな人なのでしょうね。
マクロン氏はスピーチも上手で話に説得力もあり、カリスマもあって政治家としての汚れたイメージもありません。何より若い大統領なので新政権も若返り、これから新しい発想で政治を改革してくれるのではないかと徐々に期待も高まっていますが、どうなることでしょう。






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