森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

自然

OLD »
2018.06.18.Mon

温暖化の影響で増えてきた外来種の虫たち

IMG_2999-1_convert_20180619060030.jpg
虫の被害にあった庭園の木

ガーデニングの楽しみは植物を育てるだけでなく、蝶やハチ、バッタや野鳥の鳴き声や姿を見かけるのも、大きな楽しみのひとつですが、益虫と言われる虫ばかりではないので、害虫とも上手く付き合っていかざるをえません。

近年の温暖化の影響で、もともとアジアや南仏にしか存在していなかった虫たちが、パリ近郊にも増え始めていて、西洋ツゲの垣根を食い荒らす毛虫ツゲメイガ(pyrale du buis)、ローズマリーの葉を好んで食べる小さなコガネムシのような虫(Chrysomèle du Romarin) 、松の木に生息して、人や動物が触ると皮膚がただれてしまう毛虫(Processionnaire)、日本ではおなじみの縞模様のヤブ蚊など、どれもフランス国内に(またはフランス中北部)に生息していなかったが、徐々に繁殖し始めて問題になってきています。

中でも日本、中国、韓国から来たと言われている、ツゲメイガという蛾の幼虫は、西洋ツゲの木に卵を産みつけ、その幼虫が葉を食い荒らして木を枯らしてしまうので、大きな問題になっています。

Agiir-Degats-PB_convert_20180619042348.jpeg
(写真はおかりしたものです)
フランスのほとんどの公園や庭園で見かける西洋ツゲは、何年も時間をかけてゆっくりと成長していきます。ところがツゲメイガの被害にあうと、あっという間に綺麗に剪定された木が惨めな姿になってしまいます。


Agiir-Chenilles-PB-2_convert_20180619042408.jpeg
(写真はおかりしたものです)
底なしの食欲で、西洋ツゲの葉を食べて枯してしまうツゲメイガの幼虫
ツゲの木の中に潜んでいるので、見つけるのが厄介な毛虫


PODALIRIUS-20100426-1_convert_20180619014900.jpg
もともとフランスにいるパピヨン.フランベ(papillon flambé)という蝶。
(写真はおかりしたものです)

ところが益虫や綺麗な虫は大事にするというのですから、人間とは本当に身勝手なものです。


DSC08094_convert_20180619014457.jpg
フェンネルの葉を好むパピヨン.フランベの幼虫。
元気に育ってね♪


うちの庭は農薬等を使ってないので、毛虫やナメクジ、カタツムリが葉を食い荒らしていると、手で捕まえてどこか遠くに放り投げたり、鳥の餌になるような場所に置いておきます。でもよく見てみると、害虫と言われる虫もおっとりとした動きで可愛かったりするので、駆除するのも心が痛みます( ノД`)。実際、地球上のどんな生き物より人間ほど地球環境を破壊し、汚している生き物はいないので、多少の虫たちの悪さは多めにみることにしています。(ただ、度を越すとさすがに腹が立ちますが・・苦笑)





2018.04.17.Tue

春になって命も活発に

DSC06967_convert_20180417173125.jpg
連日の晴天で新緑が一気に芽生え始めました。樹々の緑だけでなく、雑草の葉の色でさえ若々しい緑色をしているように見えます。さくらんぼとクエッチの花もあっという間に満開の時期を過ぎてしまい、いまは若葉がグングンと成長し始めています。

P1040487_convert_20180417184927.jpg

P1040496_convert_20180420175235.jpg
この時期、鳥たちは巣作りを始めるので、我が家のネコたちの毛を木の枝に引っ掛けておきます。するとすぐにその毛を見つけて、くちばしにくわえて巣と毛の間を何度も往復する姿を見ることができます。その一生懸命な姿がとても可愛らしいです^^。


P1040505_convert_20180417183600.jpg

小さな池の中には金魚が数匹いるのですが、この春その池の中でたくさんのカエルの卵が孵化しました。
水のあるところには、動物や野鳥が水を飲みに来るだけでなく、他にも虫やカエルなどたくさんの小さな命も集まるんだなと実感。でもカエルまで成長できるのは、ごくわずかでしかないのでしょうね。





2018.03.13.Tue

クロッカス

DSC06728_convert_20180312181803.jpg
寒気を逃れたクロッカスの花が、先週末からいっせいに咲き始めました。冬の間は灰色の空が立ち込め、落ち葉ばかりの庭だったので、暖かい日差しの下色とりどりの花々を見ていると、これから何かいいことが始まりそうな、そんな気にさえしてきます。
このところ天気のいい日が続いていたので、久しぶりに庭仕事をしました。バラや紫陽花の剪定、イネ科の植物などの枯れた葉を刈り取り、散髪をしたようにさっぱりとしました。


DSC06714_convert_20180312181949.jpg




DSC06721_convert_20180312181809.jpg



DSC06698_convert_20180312182005.jpg



DSC06670_convert_20180313194658.jpg

鳥のエサを置くところにキツツキもやって来るようになりましたが、穀物の種も食べるんでしょうか・・。夕方になると雄のクロウタドリがよく鳴くようになりました。パートナーを呼んでいるのかもしれません。巣作りを始めるのもそう遠くはないようです。

前回の記事で、スミレの花の砂糖ずけのやり方を教えて欲しいというお言葉を頂いたので、スミレの花がもう少しまとまって咲いたら作ってみようと思います。もうしばらくおまちください(^^)




2017.12.04.Mon

鳥たちの声

DSC06072_convert_20171204201753.jpg
寒い日が続いています。小さな池には薄い氷が張り、
先週はみぞれ混じりの雪が降る日もありました。
餌が少なくなる冬の間は、野鳥のためにヒマワリの種や穀物を毎朝置いています。



DSC06075_convert_20171204201735.jpg
秋から春までの間、6ヶ月間ほぼ毎朝餌を置くので、
ここにやって来る鳥たちはほとんどが常連と言ってもいいかもしれません。
ですから私のこともよく知っている筈です。
種を置く前から鳥たちは待っているので、たまに餌を置くのが遅いと叱られます・・

「遅いぞコラyoyo、ずっと待ってたピヨヨ!」
そんな風に聞こえるのは、決して空耳ではないのです (ーー;)





2017.09.04.Mon

秋の花

DSC04906_convert_20170905022618.jpg
フランスでは昨日から新学期が始まりました。日本と違って9月から1学期が始まります。6月に3学期が終わり、新しい学年に上がるまでの長い夏休みの間は、宿題らしい宿題がないというのですから、なんとも羨ましい話です。

ススキ、シュウメイギク、コスモス、ダリア、そして金木犀と、秋を代表する花が8月の下旬ころから咲き始め、いよいよ旬を迎えつつあります。毎年9月に入ると急に気温も下がり、雨あがりには庭のあちこちに食用のキノコが出てくるので、クリームパスタにして食べています。


 DSC04931_convert_20170905043054.jpg DSC04919_convert_20170905043355.jpg DSC04922_convert_20170905043629.jpg DSC04835_convert_20170905022710.jpgDSC04856_convert_20170905022515.jpg DSC04927_convert_20170905181115.jpg



DSC04606_convert_20170905180224.jpg
8月中旬、夕暮れ時

咲く花の種類で季節の移り変わりを知ることができますが、春はクロウタドリがパートナーを呼ぶ恋の季節からはじまり、シジュウカラの巣作り、メザンジュブルーの子育て、ジョウビタキの巣立ちといった具合に、鳥の行動や鳴き声でも季節を感じることができます。この時期の庭は、鳥の鳴き声はあまり聞こえず、晴れた日でもひっそりとしています。代わりに今は夕暮れ時になると、虫の鳴き声が秋の訪れを教えてくれます。




 | HOME |  OLD »