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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

コロナウイルス

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2020.05.23.Sat

布マスク

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先日、郵便ポストに布製のマスクが届けられていました。フランスでも公共の乗り物に乗る時は、マスクをすることが義務付けられていますし、密になる所でもマスクをするよう推奨しているので、アベノマスク同様、国が無料でマスクを配布しています。マスクの裏に付いているチケットには”メイドイン・マダガスカル”と書いてありました。無料で家庭に配るくらいですから原価の安いものだと思います。現地の人達が一つずつ手作りしているのだろうと考えたら、急に有り難みが湧いてきました。

外出禁止令が解除されてもうすぐ2週間が経ちますが、やはりフランスでも各地でコロナの集団感染が起きています。レストランやカフェはまだ営業していませんが、やはり私たちも慎重に活動を再開しないといけませんね。





2020.04.29.Wed

外出制限解除に向けて

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2014年 夏 mimi

昨日フィリップ首相から、外出制限が解除される5月11日以降、社会活動をどうやって再開していくのかという説明がありました。
『我々はウイルスと共に暮らさなければならない。5月11日以降を一言で言えば,「防御,検査,隔離」である。ワクチン開発や集団免疫の形成はまだ先の話で、ウイルスが広がるスピードを抑えなければならない。検査は週に70万件を行う予定で、全ての検査は保険で100%カバーされる』



地球そのものが限りある命であることを考えると、急速に環境を破壊し続ける人間こそ、厄介なウイルスではないかと思うことがあります。気が遠くなるほど長い年月をかけて、何百万もの種類の生物がバランスをとりながら地球というものを作り上げてきました。宿主である地球を破壊してしまっては、人間は生きていけません。他のさまざまな生き物を尊重し、うまく折り合いをつけ共生していくことが必要なのだと思います。

この新型コロナが現れてきたことは、偶然なのか必然なのか、いずれにしろ有効なワクチンが開発されるまで、どうやってこのウイルスと対峙していくのか。私たちの生活スタイルを根本的に見直して変えていく。それがこれからの新しい常識になっていくのかもしれません。



5月11日以降の制限解除等に関しては「続きを読むに」記しておきます↓
2020.04.20.Mon

大丈夫なのかニッポン

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フランスで外出禁止令が出されて5週間が過ぎました。当初はイタリアで増える尋常ではない死者の数に驚いていましたが、その後、数日でスペイン、フランスも同じような状態になりアメリカがそれを追い越すようになってからは、亡くなっていく人のことを「人」ではなくグラフの「山」で追っていくという感覚になってしまいました。
フランスは都市だけではなく、国ごと強く封鎖されたということで、日本で言われているように2週間後には感染者のピークも減るようになるだろうという希望的観測を持っていましたが、まるで予想を外れ現実には想像もできないほど感染は広がっており、毎日増え続ける何百という死者数をみていると、人前で息をすることさえためらうようになってしまいました。
 
ところが日本では緊急事態宣言が出されたあと「休業要請は2週間後に様子をみて・・」などと悠長な発言をしていることに愕然とするばかり。今でも多くの人が電車通勤をし、休日に集まる商店街の人たちを見て、首相がそれでも2週間後にピークアウトさせることができると考えているとしたら、もはや現実が見えていないとしか思えません。人命より経済に軸足を置いているいまの日本のやり方ではいつまでも人々の不安を払拭できず、経済へのダメージも長引き感染も収まらない、どっちつかずの状態になるのではと心配しています。

保健所の狭き門を通らないと受けさせてもらえない、東大受験に匹敵する難関とも思えるPCR検査のせいで、実際の感染者の数は把握できず、検査を絞りに絞った結果、家で待機、養生している間に容態が急変して亡くなる人、路上で倒れて死ぬ人まで出てくるという、簡単にはたどり着けないまさに命がけのPCR検査。
自治体や医師会の努力でドライブスルー等ようやく検査が拡充される光が見えてきたというのに、国が本気で軽症者を隔離する受け皿を作ってこなかったために、東京では最近になって陽性者の数が毎日100人単位で増えているのに対応できず、病院はパンク寸前。相次ぐ院内感染とマスクや防護服もない中、疲弊した医療従事者からの「もうもたない」という声もパチンコ店の喧騒にかき消されてしまういまのニッポン。


それぞれの国がそれぞれのやり方で、国難を乗り越えようとしています。昨日、フランスの首相から「外出禁止令が解ける5月11日のあと、私たちはこれまでと同じような生活を送る事はしばらくの間できない。その事をあらかじめ伝えておきます」というメッセージがありました。
世界がいつかこの新型コロナウイルスのことを振り返る時、失うものと引き換えに何を学ぶことができるのでしょうか。




2020.04.14.Tue

外出制限延長

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昨日13日、マクロン大統領がテレビ演説で外出制限をさらに4週間5月11日まで延長すると発表しました。
新規の患者は減る傾向にありますが、いまだに重症患者6,730人、一日の死者数も5〜600人と多く、医療施設はまだ飽和状態だということです。
フランス全土に外出制限が出されてひと月が経ちましたが、いまだにこの数字ですから驚いてしまいます。

5月11日から、託児所と小,中,高校は5月11日から段階的に再開予定。
レストラン、映画館、劇場、美術館、博物館等は引き続き閉鎖。
イベントや集会などは7月中旬までは禁止。
EU加盟国以外の国からのEU入国は、これから話し合われるということですが、EU内でしばらく鎖国状態になるのではないかと思っています。

これで3月と4月に予定していた検査が二つとも流れてしまいました。でも正直言えば、この時期に病院に行くのは気が進まなかったので、ちょうどよかったかもしれません。



2020.04.04.Sat

救われた命

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2018年 夏

リョウ原の火のように世界中に広まったコロナウイルスの感染。
いつからフランスで始まったのか、日本大使館から送られてきたメールで確認してみました。

国内で初めてコロナウイルスの感染者が見つかったのは
中国から来た80歳男性の感染が確認されてからでした。
2月下旬に握手や頬と頬をつける挨拶が禁止に。
3月3日には感染者の合計が212人に達したとの報告。
そこからまさに爆発的に感染者が増え始め、わずか2週間後
3月14日には感染者4,499人,死者91人
(4月4日現在の日本の感染者4,205人、死者95人によく似ています)
そして翌々日、
3月16日の夜のテレビ演説で、大統領からフランス全土に外出禁止令が出され、
17日の午後から人と人との接触が大きく遮断されるようになりました。
そして外出制限を始めてもうすぐ3週間が経とうとしている現在、
4月4日の感染者数6万8千人、死者数は7,560人
これからまだしばらく感染者、死者の増加は続くと思われますが、一日の増加の割合は共に減少傾向にあります。

3月に入ってから約2週間で下したマクロン大統領の決断。
この決断が一日、いやあと数日遅ければ、さらに数千、数万の命が失われていたことも考えられます。フランス人の90%以上がこの外出制限を支持しているというのは、そのことをよくわかっているからだと思います。

このコロナ騒動がいつ終息(収束)するのか、経済的に受けたダメージによってこれからどんな世界になっていくのか、先が見えない不安が原因で、毎日ネガティブな想像ばかりをしてしまいがちですが、この救われた命の中に、ひょっとしたら自分の命が入ってるのかもしれない、個々がそうポジティブに考えることができれば、それはなによりも感謝しなければならない出来事のように思えてきました。これから先に訪れるであろう混沌の世の中にも、希望を見出せるようになるのでしょうか。



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