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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

動物

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2020.01.06.Mon

迷子のウサギ?

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2019年暮れの29日、突如、可愛らしい1匹のウサギが庭に現れました。フランスには沢山ウサギがいますが、毛の色や耳の短かさから察するところ、野生のウサギには見えません。おそらくどこかの家で飼われていたペットのウサギが逃げ出してきたようです。

だとすると、キツネやイタチのいるこの森の近くはとても危険ですし、氷点下の寒さにも耐えられないだろうと思い、家から逃げ出したウサギがいないか、すぐにご近所に電話をしてみました。すると実はこのうさぎさん、この辺りではちょっと知られた存在で、どこかの家から脱走して半野生化した?うさぎらしく、あちこちの家の庭に出没するのでそうです。

人を見慣れているのか3mくらいまでは近寄れるのですが、近づき過ぎるとやはり逃げてしまいます。それにしても、ぴょんぴょんと走り回る姿が、なんとまぁ可愛いらしい・・。それ以来、庭が気になって仕方ありません(^ ^)。うちの庭には野鳥にあげる穀物もあるので、ぜひ、うちの庭を気に入って、居着いてくれないかと願っています。






2019.11.18.Mon

ニワトリさん

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10月の終わり頃から、家にいる一羽のニワトリの羽がごっそりと抜けるようになりました。羽がなくなった分、体がひとまわり小さくなり、何かの病気かな?と思いましたが、どうやら羽が抜け替わる時期だったようです。普通、暖かい季節に抜け替わるのかと思っていたら、9〜11月が羽抜けの季節なんだとか。最近になって、どうにか新しい羽が生え揃ったので一安心。見た目も若々しくなりました。(写真左は、外側の羽が抜けて産毛が出てきた鶏)

そんなニワトリたちも2歳半を過ぎ、夏あたりから卵も産まなくなりました。以前、鶏といえば「食肉」としか捉えていませんでしたが、彼女たちも今ではすっかりペットとしての座を獲得し、庭のあちこちに移動しては、足で力強く土を掘り返して餌を探して、時々砂浴びをしながら、悠々自適な生活を送っています。

鶏は紀元前数千年前から家畜化されていたと言いますから、人と鶏の関わり合いは、ずいぶん古いものなんですね。だからなのか、人懐こい面もあって、小さな声で「コココ・・」と鳴きながら、近ずいてくる姿は可愛いものです。




2019.11.02.Sat

本能の持つ不思議

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不要になった鏡を義母が処分すると言うので、捨てるのも勿体無いと思い、庭の飾りとして雨戸に掛けておきました。
するとある日、1匹のヨーロッパコマドリが、鏡に向かって何度も飛び掛かっていくのを見かけました。どうやら鏡に写った自分の姿を縄張りに入って来た他の仲間の鳥だと思い、それを追い払おうとしていたようです。
ヨーロッパコマドリはとても縄張り意識の強い鳥で、特に春と秋にはそういった態度がより顕著になるんだとか。いつまでも逃げない鳥に戦いを挑んで体力を消耗させても可哀想なので、すぐに鏡の前にダンボールを置いて自分の姿が映らないようにしました。

これと似たような事で、車のサイドミラーから離れようとしない野鳥がいたことを思い出しました。やはり同じように、鏡に映る自分の姿を”敵”と勘違いしていたんだと思います。

どうして生き物は同種間でテリトリー争いをするのか?なぜ同じ種のオスとメスが惹かれ合うのか?求愛行動は?子育ては? 自然の中の日常を観察していると、そういった生き物が生まれながらに持つ”本能の不思議”への興味は尽きません。




2019.10.25.Fri

ヨーロッパコマドリ

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ヨーロッパコマドリは主に昆虫を食べる野鳥で、警戒心が薄い鳥なので、人が庭仕事をしているとあまり怖がらずに、掘り返した地面にいる虫を狙って近くに寄ってきます。
「ちょっと怖いけど、近づいても大丈夫かな・・」と、小さな瞳でこちらの様子を伺っている姿は、見ていて本当に可愛いです(^^)

フランスではrouge-gorge(ルージュ・ゴルジュ)赤い-喉と呼ばれていて、日本でいうコマドリとほとんど見た目は変わらない鳥ですが、鳴き方や性格も違うようです。

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(こちらはお借りした画像)

シジュウカラなどもそうですが、見た目がよく似ている鳥でも餌場にすぐに寄ってくるものとそうでないもの、それぞれ性格が違うというのは面白いなといつも思います。
人懐っこい性格の鳥は、やはり可愛いく感じますね。


2019.08.06.Tue

フイーンヌ= la fouine


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写真はおかりしたものです


私の家は雑木林に隣接するようにあるので、いろいろな動物がやってくるのですが、最近はフイーンヌ=fouineという、日本で言うオコジョをよく見かけるようになりました。この辺りにはずっと以前から生息している動物ですが、夜行性ということもあり、実際に姿を目にすることはほとんどありませんでした。

夜9時を過ぎ、あたりが薄暗くなってくる頃、フランスで言う「犬とオオカミの間(どちらか見分けるのが難しくなった夕暮れ時)」に、垣根の中からカサコソと音がします。何か動物がいるというのは、気配でわかったのですが、しばらく音のする方を見ていると、一匹の小さな生き物が、ぴょんぴょんと跳ねながら現れてきました。毛の色は茶色にグレーがかっていて体長が2〜30cmくらい、首の周りに白い模様があります。一瞬リスかと思ったのですが、これはフイーンヌだなとすぐに見当がつきました。
クエッチ(プルーンのようなもの)の木に近づき、スルスルと上へ登って行きます。登りつめるとクエッチのついた枝を手で引き寄せて、熟れた実を食べ始めました。

フイーンヌは見た目がぬいぐるみのように可愛いのとは裏腹に、雑食性で気性が荒く、ときには鶏をも襲うこともあるそうです。屋根裏に住み着いてしまうと、あちこちを荒らし回っては糞尿を撒き散らし、夜中に騒音を立てるので、こちらでは嫌われ者的な存在になっています。

ただ、我が家の屋根裏に住み着いた形跡はないので、ハリネズミのために置いてあった木箱の中に住んでいるのか、外に置かれた薪の間にでも巣を作っているのかもしれません。人からは害獣扱いされていますが、ご覧の通りなんとも愛嬌のある小さな生き物です。
これも夏の夜の楽しみの一つと思って、虫の音を聞きながら、今夜もフイーンヌが現れるのを待つことにします。






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