FC2ブログ

森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

動物

OLD »
2019.08.06.Tue

フイーンヌ= la fouine


10658150_convert_20190806192537.jpg
写真はおかりしたものです


私の家は雑木林に隣接するようにあるので、いろいろな動物がやってくるのですが、最近はフイーンヌ=fouineという、日本で言うオコジョをよく見かけるようになりました。この辺りにはずっと以前から生息している動物ですが、夜行性ということもあり、実際に姿を目にすることはほとんどありませんでした。

夜9時を過ぎ、あたりが薄暗くなってくる頃、フランスで言う「犬とオオカミの間(どちらか見分けるのが難しくなった夕暮れ時)」に、垣根の中からカサコソと音がします。何か動物がいるというのは、気配でわかったのですが、しばらく音のする方を見ていると、一匹の小さな生き物が、ぴょんぴょんと跳ねながら現れてきました。毛の色は茶色にグレーがかっていて体長が2〜30cmくらい、首の周りに白い模様があります。一瞬リスかと思ったのですが、これはフイーンヌだなとすぐに見当がつきました。
クエッチ(プルーンのようなもの)の木に近づき、スルスルと上へ登って行きます。登りつめるとクエッチのついた枝を手で引き寄せて、熟れた実を食べ始めました。

フイーンヌは見た目がぬいぐるみのように可愛いのとは裏腹に、雑食性で気性が荒く、ときには鶏をも襲うこともあるそうです。屋根裏に住み着いてしまうと、あちこちを荒らし回っては糞尿を撒き散らし、夜中に騒音を立てるので、こちらでは嫌われ者的な存在になっています。

ただ、我が家の屋根裏に住み着いた形跡はないので、ハリネズミのために置いてあった木箱の中に住んでいるのか、外に置かれた薪の間にでも巣を作っているのかもしれません。人からは害獣扱いされていますが、ご覧の通りなんとも愛嬌のある小さな生き物です。
これも夏の夜の楽しみの一つと思って、虫の音を聞きながら、今夜もフイーンヌが現れるのを待つことにします。






2019.05.28.Tue

ニワトリ

DSC09823_convert_20190528192209.jpg

鶏を飼い始めてそろそろ1年が経ちます。以前、ブログにも書きましたが、一般的にニワトリは1歳を過ぎると卵を産むペースが遅くなり、殻が柔らかかったり大きさが小さかったりと、不完全な卵を産んだりするので、1歳のバースデーとともに食肉にされてしまいます。しかし、実際にはまだ十分卵を産む力はあるので、我が家ではほとんど卵を買う必要がありません。逆に頑張って消費しないと食べるのが追いつかない状態です。もっとも餌をあげて毎日小屋の掃除をするより、お店で卵を買う方がはるかに楽ではあるのですが、ニワトリが呑気に庭で草や虫をついばんでいる姿を見ると、なんだかのんびりとした気持ちになります。



DSC08652_convert_20190528192343.jpg
ほとんど我が家のネコと化してしまっているシャネルさん。おそらく自分の家の雄鶏にアタックされたことがあるのか、ニワトリには近づこうとしません



DSC08672_convert_20190528192224.jpg
お隣のネコ”クッキーくん”も彼女たちに一目置いています。




2019.05.06.Mon

ウグイス

DSC09912_convert_20190505184224.jpg


最近、よくウグイスの声を聞くようになりました。日本でウグイスといえば「ホーホケキョ」と鳴くことが知られていますが、フランスのウグイスは日本のウグイスのように綺麗には鳴きません。なんでも「ホーホケキョ」と鳴くのは日本のウグイスだけなんだとか。
ウィキペディアによると、さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもある。「ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への威嚇であるとされており、これを合図に、メスは自身の安全のためと、外敵に巣の位置を知られないようにするためにエサの運搬を中断して身をひそめる。のだそうです。
そういえば、以前日本に帰ったときに、どこかの駅のホームからウグイスの声が聞こえてきて驚いたことがあります。一瞬ウグイスが、駅のどこかに巣でも作ったのかと思いましたが、調べてみると視覚障害者のためのサインだと知りました。こういった日本ならではの気配りは、素晴らしいと思います。




2018.08.15.Wed

ニワトリの喜び

DSC08459_convert_20180728023856.jpg

ニワトリを飼い始めてから一月以上が経ち、いまでは彼女たちも好き勝手に庭の中を歩き回るようになりました。卵は毎日1〜2個のペースで産んでくれるので、新鮮な卵といえばお約束の卵かけご飯にしたり半熟卵でいただいて、ちょうどいい具合に消費できています。

ニワトリの行動を観察していると、お互いの近くにいることが好きなようで、他の鶏がしていることを真似したがる習性があるようです。一羽が地面を掘り起こして虫を探してると真似をして地面を掘り、植物を突いて食べると同じようにつつき、同じように砂浴びをし、同じ時に一休みして毛ずくろいをします。
最近は私たちにもずいぶん慣れてきて、餌をくれる人だとわかっているせいか後を付いて来るようになり、走る姿もとても可愛いです。



DSC08449_convert_20180805061844.jpg

養鶏場は”半端なく臭い”という子供のころの記憶があるので、小屋の中と小屋周りの鶏糞は毎日拾って、野菜クズや刈った雑草と混ぜてコンポストに入れて堆肥にします。


DSC08668_convert_20180814193735.jpg

DSC08669_convert_20180814193817.jpg

ニワトリを飼い始めるときにネコの存在が心配だったのですが、その心配をよそにニワトリが近ずくとネコの方が逃げて行きます



DSC08622_convert_20180814052631.jpg

この自由なニワトリたちを見ていると、自然とは程遠い環境の中で飼育されているブロイラーの事をつい考えてしまいます。ニワトリ本来の持つ生きる喜びや尊厳を無視して、狭い室内や籠の中で工場で物を作るように飼育するのは果たして『当たり前』なのでしょうか。
ニワトリだけに限らず、身動き一つできない場所で一生を終える現代の家畜は、資本主義が生んだ競争社会の犠牲者に他ならないと思います。
少しずつではありますが、世界各地でそういった動物の飼育環境を改善する動きがでてきているので、多くの人が関心を持つようになればいいなと思っています。






hana8_201808090524129c8.jpg





Dj1o_aAU0AAqsRZ_convert_20180806175224.jpg


山口県で行方不明になっていた2歳の男の子が見つかったと聞きホッとしました。私の孫もこの子と同じくらいの歳なので、小さな子供からは絶対に目を離してはいけないなと感じました。無事発見されてさぞかし家族の方も喜ばれていらっしゃると思います。発見したボランティアのおじいさんも素晴らしいです。
いったい何があったのかフランス人女性は未だに行方がわかっていません。良いかたちで発見されることを願っています。

2018.07.27.Fri

水に集う

DSC08490_(1)_convert_20180728023859.jpg

今日は最高気温36℃。昨日も32℃まで気温が上がりましたが、この4℃の気温差はやはり違いますね。まるでオーブンの中にでもいるような感じがしました。それでも湿気の多い日本の36℃の方が、同じ気温でもさらに暑く感じると思います。
こちらは暑いだけでなく、このところまとまった雨がほとんど降ってないので、庭の雑草やコケはカラカラに干上がっています。
そのせいか、この暑さの中珍しく鹿さんが2頭、昼間に水を飲みにやってきました。



DSC08487_(1)_convert_20180728020329.jpg

庭にある小さな池は、去年の春に友人が穴を掘って作ってくれました。夏だけに限らず、ここに住むたくさんの野鳥が水を求めて集まってきます。代わる代わる鳥たちが水浴びをする姿はとても愛らしく、いつまでも眺めていられます。
春には金魚とカエルが産卵し、今ではメダカほどの大きさの金魚とた足の生えたオタマジャクシ、それとゲンゴロウ、あめんぼう、とんぼの幼虫のヤゴも見かけます。
全ての生き物が水を求めて集まる様を見ていると、まさに水は命の源なんだなと実感します。







 | HOME |  OLD »