金魚を飼い始めて約3年。最初は縁日の金魚すくいで見るような、小さな金魚6匹を飼い始めたのが、ネコや鳥に食べられたりしながらも、自然に卵から孵化して15〜16匹にまで増えていました。真冬は氷が張ってしまうので、餌を与えませんが、やはり3年も飼っていると自然と情も湧いてきます。
一日中でこれといった楽しみもなく、ただボーッと藻の間を漂っている魚たち。そんな姿を見て食べることだけが彼らの唯一の喜びなのかと思うと、ついつい余計にエサを与えてしまいます。ところが今年になって、それが少々行き過ぎだったのか
「フト金」→「デカ金」→「メガ金」と、出世魚のように成長してゆく過程を見て、やはりエサのあげすぎはいかんなと、改めて自分を戒めています。

2019年 夏
ところが一昨日の朝、いつものように餌をあげようと池に近づいてみると、何か様子が違います。あれ?餌を投げ入れるとすぐに浮かんできて、口をパクパク開けて競い合って食べていたのが、夕方、そして翌日の朝になっても一匹の姿も見かけません。あれれっ!?全て16匹の金魚がいなくなってしまいました。いったい何が起こった!?鳥に全部食べられたのか?池の周りよく見てみると、金魚の半身が落ちていました(驚)
お前が犯人かーーー!?でも、ネコが全ての金魚を取るとはちょっと考えられません。やっぱり鳥?なんだろう・・
うかうかしていると自分は何者かに食べられるしまう。地球上の大半の生き物は、毎日そんな環境にさらされて生きていると思うと、人間に生まれて良かったなぁと、ふとそんなことを考えてしまいました。