森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

動物

OLD »
2017.10.19.Thu

コウモリは、昼間は飛べない?

DSC05272_(1)_convert_20171020060322.jpg
バラを剪定するために、いつも開けっ放しだった雨戸を少しだけ動かしてみると、雨戸の裏から何か小さいものが”ぽとり”と落ちてきました。何かと思ったらそれは小さなコウモリ!(゚o゚;)。フワフワの毛に覆われた、小さな目と耳を持つとても可愛いコウモリです。以前から、この雨戸の裏にコウモリが住んでいたのは薄々知っていたのですが、壁にへばりついてると思ったので、こんな風に簡単に落ちてしまうとは思ってもみませんでした。熟睡しているのか、動こうとも飛ぼうともしません。落ちた時にバラの枝が羽の間に挟まってしまったので、それをそっと外して元のところに返しておきました。

翌日、コウモリの居た雨戸の裏を覗いてみると、少し場所を移動したものの、やはり雨戸に張り付いていました。この雨戸はとても日当たりが良いので、居心地がいいのかもしれません。昨今、環境の変化と農薬の使用でコウモリの餌になる虫が少なくなったことが原因で、フランスのコウモリも劇的に少なくなってきているらしいので、大事に見守りたいと思います。



DSC05250_convert_20171020060433.jpg
今年も鉢植えのミカンの木に、たくさんの実がなりました。クレモンティーヌやマンダリンオレンジではなく、日本の「みかん」の木なんです。妻が数えてみたところ100個以上はあるようです。小ぶりのみかんですがかなりの重さなので、枝が折れないようにあちこち支えながら、毎日少しづつ食べています(^^)。今年は少し酸味が強いようです。





2017.09.29.Fri

養鶏所

DSC05061_convert_20170929180205.jpg
毎週野菜をいただいている提携農家さんのすぐ隣に、地鶏を飼育している養鶏所ができたので、先週末に見学に行ってきました。提携農家には毎週一回野菜を取りに行っているので、その時に新鮮な卵や鶏肉(丸鷄一羽)を前もって予約しておくことで、養鶏家さんから買うことができます。

ブロイラーは、早く成長するように飼育されているため、約1ヶ月半程(40~50日)で成鳥になり食肉として出荷されるのですが、ここの地鶏は2倍以上の120日間をかけて飼育されます。配合飼料に抗生物質やホルモン剤等は使用されていません。こういった地鶏は、ブロイラーと違ってよく動いているので、特にモモ肉などはよく締まっていて、炒め物や唐揚げにするよりも、時間をかけて煮込んだりオーブンでローストするフランスの調理法に向いていると思います。



DSC05066_convert_20170929180307.jpg
こちらは首の周りに毛がない食肉用の種類。
夜はキツネやイタチに食べられないように、小屋に入って寝ます。




DSC05073_convert_20170929180326.jpg

農家で育ちすぎた野菜を養鶏家のニワトリに与え、養鶏で出る鶏糞を有機農家の肥料として与えることができるので、有機農家と養鶏家の間に、持ちつ持たれつの良い関係が成立しています。

ここ数年フランスでも、地元の農家から直接に食材を購入したいという消費者が増えつつあります。食材は新鮮ですし、スーパーとのマージンが発生しないので価格が安いのも魅力です。しかし、毎週野菜を取りに農家まで足を運ぶのは、正直大変ですし面倒なので、自分の時間を犠牲にしなければならないというのが欠点でしょうか。

でも農家の方が愛情とこだわりを持って作る野菜や育てられたニワトリを見ていると、やはり大切にいただこうという気持ちが湧いてきます。食材が誰によってどうやって作られるのかを知るということは、今の時代に「食べる」という行為を見直すためにも大切なことだなと感じました。




2017.09.20.Wed

ヨーロッパコマドリ

DSC05004_convert_20170920182817.jpg

ヨーロッパコマドリはフランス語でrouge-gorge (赤い喉もと)という意味の、胸元がオレンジ色をしたとても可愛らしい鳥です。
「庭師のお友達」という異名もあって、庭で土を掘り返すときに出てくるミミズを狙って庭師のすぐ近くまでやって来るので、そんな名前がついたようです。確かに一人でコツコツと庭仕事をしている横に、こんな可愛い野鳥がやってくると心も和みます。
冬になると寒い地方からフランスに渡ってくる鳥らしいのですが、夏以外はときどき庭で見かけます。イギリスではRobinと呼ばれて国鳥にもなっているとか。体をぷくっと膨らませた姿がとても可愛い鳥です。


DSC05000_convert_20170920182518.jpg
鉢植えのアジサイが大きくなったので、地植えしていると早速やってきました。





DSC04988_convert_20170920190150.jpg

野鳥にあげていたひまわりの種がこぼれて、いまになって花が咲きました。
フランスはだいたい9月になると急に気温が下がり秋めいてくるのですが、数日前から晩秋のような寒い日が続いて、我慢できずに家の暖房を点けてしまいました。今日から週末にかけて晴れる予定なので、少し暖かくなりそうです。


2017.08.23.Wed

鹿

DSC04750_convert_20170824020629.jpg

一週間前、雨がまとまって降った日があったのですが、そのとき鹿の親子がやってきました。野生の鹿が家の近くまで来るときは、どういう訳か雨の日が多く、この季節はよく親子で見かけます。
母親は草を食べるのに夢中でしたが、小鹿は頻繁に周りに注意を払っていました。おそらく自分たちの姿がガラスに反射して、何かが動いているように見えたのだと思いますが、こちらの気配も感じたのでしょうか。何度も家の方を見ていました。



DSC04753_convert_20170824020733.jpg



DSC04755_convert_20170824020852.jpg
ん?


DSC04787_convert_20170824021153.jpg

鹿はバラやアジサイなどのつぼみを食べることがあるのですが、イノシシに比べたらまだ可愛い方です。イノシシは毎年ススキの穂が出る頃にやって来て、庭のあちこちの土をごっそりと掘り返していきます。

この日は珍しく小一時間ほど滞在し、森へ帰って行きました。私があちこちに生えていたブラックベリーを取ってしまったので、鹿の食べる分を減らしてしまったかもしれません。すこし罪悪感を感じました。






2017.07.10.Mon

”赤いしっぽ”という鳥

DSC04269_(1)_convert_20170710180907.jpg
6月頃から巣立ちしたシジュウカラや”Rouge queue”(ジョウビタキ)のヒナをよく見かけるようになりました。まだ飛ぶのが下手で、親鳥が餌を運んでくる度にギィギィとおねだりする声が、庭のあちこちから聞こえてきます。この頃の雛はまだ”危険”を知らないので、人間が近づいてもキョトンとした顔でその場にとどまっています。体毛をぷくっと膨らませた姿がとても可愛いらしいです。

数日前にそんな雛を眺めていると、どこからか一匹のネコが庭にやってきました。すると親鳥が雛に迫る危険を察知したのか、身を呈してネコのすぐ目の前を飛び回り、自分の方に気を引こうとしていました。以前にも一度そういった光景を見たことがありますが、そんな健気な姿を見ると感動します。



DSC04162_convert_20170711022755.jpg
妻がすぐ近くまで行っても逃げようとしません(汗)。
近くで親鳥が不安そうにこちらを見ています。



DSC04265_convert_20170710180657.jpg





DSC04225_convert_20170710181333.jpg
「なんや、けったいなオッサンが近づいてきよるな・・」
という目でこちらを見ながら一応注意を払っているようです。



4060_0_convert_20170710183134.jpg
オスの”Rouge queue”ルージュ・クゥ(直訳すると、赤いしっぽという意味)メスはもっと地味な色をしています。人には慣れにくい野鳥だそうです。(写真はお借りしたものです)春になるとフランスに来て卵を産んで子育てをし、冬は南下し地中海やアフリカはサハラ砂漠の方まで渡る個体もいるんだとか。生き物というのは、知れば知るほど愛着が湧いてきます。









 | HOME |  OLD »