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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

動物

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2019.11.02.Sat

本能の持つ不思議

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不要になった鏡を義母が処分すると言うので、捨てるのも勿体無いと思い、庭の飾りとして雨戸に掛けておきました。
するとある日、1匹のヨーロッパコマドリが、鏡に向かって何度も飛び掛かっていくのを見かけました。どうやら鏡に写った自分の姿を縄張りに入って来た他の仲間の鳥だと思い、それを追い払おうとしていたようです。
ヨーロッパコマドリはとても縄張り意識の強い鳥で、特に春と秋にはそういった態度がより顕著になるんだとか。いつまでも逃げない鳥に戦いを挑んで体力を消耗させても可哀想なので、すぐに鏡の前にダンボールを置いて自分の姿が映らないようにしました。

これと似たような事で、車のサイドミラーから離れようとしない野鳥がいたことを思い出しました。やはり同じように、鏡に映る自分の姿を”敵”と勘違いしていたんだと思います。

どうして生き物は同種間でテリトリー争いをするのか?なぜ同じ種のオスとメスが惹かれ合うのか?求愛行動は?子育ては? 自然の中の日常を観察していると、そういった生き物が生まれながらに持つ”本能の不思議”への興味は尽きません。




2019.10.25.Fri

ヨーロッパコマドリ

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ヨーロッパコマドリは主に昆虫を食べる野鳥で、警戒心が薄い鳥なので、人が庭仕事をしているとあまり怖がらずに、掘り返した地面にいる虫を狙って近くに寄ってきます。
「ちょっと怖いけど、近づいても大丈夫かな・・」と、小さな瞳でこちらの様子を伺っている姿は、見ていて本当に可愛いです(^^)

フランスではrouge-gorge(ルージュ・ゴルジュ)赤い-喉と呼ばれていて、日本でいうコマドリとほとんど見た目は変わらない鳥ですが、鳴き方や性格も違うようです。

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(こちらはお借りした画像)

シジュウカラなどもそうですが、見た目がよく似ている鳥でも餌場にすぐに寄ってくるものとそうでないもの、それぞれ性格が違うというのは面白いなといつも思います。
人懐っこい性格の鳥は、やはり可愛いく感じますね。


2019.08.06.Tue

フイーンヌ= la fouine


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写真はおかりしたものです


私の家は雑木林に隣接するようにあるので、いろいろな動物がやってくるのですが、最近はフイーンヌ=fouineという、日本で言うオコジョをよく見かけるようになりました。この辺りにはずっと以前から生息している動物ですが、夜行性ということもあり、実際に姿を目にすることはほとんどありませんでした。

夜9時を過ぎ、あたりが薄暗くなってくる頃、フランスで言う「犬とオオカミの間(どちらか見分けるのが難しくなった夕暮れ時)」に、垣根の中からカサコソと音がします。何か動物がいるというのは、気配でわかったのですが、しばらく音のする方を見ていると、一匹の小さな生き物が、ぴょんぴょんと跳ねながら現れてきました。毛の色は茶色にグレーがかっていて体長が2〜30cmくらい、首の周りに白い模様があります。一瞬リスかと思ったのですが、これはフイーンヌだなとすぐに見当がつきました。
クエッチ(プルーンのようなもの)の木に近づき、スルスルと上へ登って行きます。登りつめるとクエッチのついた枝を手で引き寄せて、熟れた実を食べ始めました。

フイーンヌは見た目がぬいぐるみのように可愛いのとは裏腹に、雑食性で気性が荒く、ときには鶏をも襲うこともあるそうです。屋根裏に住み着いてしまうと、あちこちを荒らし回っては糞尿を撒き散らし、夜中に騒音を立てるので、こちらでは嫌われ者的な存在になっています。

ただ、我が家の屋根裏に住み着いた形跡はないので、ハリネズミのために置いてあった木箱の中に住んでいるのか、外に置かれた薪の間にでも巣を作っているのかもしれません。人からは害獣扱いされていますが、ご覧の通りなんとも愛嬌のある小さな生き物です。
これも夏の夜の楽しみの一つと思って、虫の音を聞きながら、今夜もフイーンヌが現れるのを待つことにします。






2019.05.28.Tue

ニワトリ

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鶏を飼い始めてそろそろ1年が経ちます。以前、ブログにも書きましたが、一般的にニワトリは1歳を過ぎると卵を産むペースが遅くなり、殻が柔らかかったり大きさが小さかったりと、不完全な卵を産んだりするので、1歳のバースデーとともに食肉にされてしまいます。しかし、実際にはまだ十分卵を産む力はあるので、我が家ではほとんど卵を買う必要がありません。逆に頑張って消費しないと食べるのが追いつかない状態です。もっとも餌をあげて毎日小屋の掃除をするより、お店で卵を買う方がはるかに楽ではあるのですが、ニワトリが呑気に庭で草や虫をついばんでいる姿を見ると、なんだかのんびりとした気持ちになります。



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ほとんど我が家のネコと化してしまっているシャネルさん。おそらく自分の家の雄鶏にアタックされたことがあるのか、ニワトリには近づこうとしません



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お隣のネコ”クッキーくん”も彼女たちに一目置いています。




2019.05.06.Mon

ウグイス

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最近、よくウグイスの声を聞くようになりました。日本でウグイスといえば「ホーホケキョ」と鳴くことが知られていますが、フランスのウグイスは日本のウグイスのように綺麗には鳴きません。なんでも「ホーホケキョ」と鳴くのは日本のウグイスだけなんだとか。
ウィキペディアによると、さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもある。「ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への威嚇であるとされており、これを合図に、メスは自身の安全のためと、外敵に巣の位置を知られないようにするためにエサの運搬を中断して身をひそめる。のだそうです。
そういえば、以前日本に帰ったときに、どこかの駅のホームからウグイスの声が聞こえてきて驚いたことがあります。一瞬ウグイスが、駅のどこかに巣でも作ったのかと思いましたが、調べてみると視覚障害者のためのサインだと知りました。こういった日本ならではの気配りは、素晴らしいと思います。




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