森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2016年10月

2016.10.30.Sun

冬になる前に

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一昨年はアリウムの大きな球根を植えたのですが
今年はそれよりも更に大きな球根・・名前を忘れましたが、
野球のソフトボールくらいの大きさの巨大な球根を植えました。
これを4つほど植えたのですが、春に花が咲くのが楽しみです。


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10月中旬まで咲いていたダリアの球根は、霜で凍ってしまう前に掘り起こしました。
オガクズと一緒に段ボールにしまっておきます。


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朝は必ず庭に出て植物の様子を観察したり、動物達の落し物(糞)をチェックして、
昨日の夜はどんな動物が来たのだろうかと想像を巡らせるのも楽しいものです。

すると今朝、植えたばかりの苔の上に、用を足して
いった何者かがいるではありませんか。なぜここに?(苦笑)
そこでネットで調べてみると、どうもFouine(フイーンヌ)という
↓イタチかオコジョ?の落し物のようです。

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(写真はお借りしたものです。Fouine”フイーンヌ”)

肉食動物で可愛い顔をしているわりには性格が強いらしく
飼われている鶏を襲って食べたりするそうです。
電気ケーブルも噛んでしまうらしく、停電の原因を作る常習犯だとか。
ちよっとやんちゃな感じもしますね。(^^)





2016.10.26.Wed

焼き栗ごはん

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毎年10月中旬くらいになると庭先にある栗の木から実が落ち始めるのですが、
今年はどうも栗の当たり年のようで、例年より大きめの栗がたくさん落ちていました。
この季節が来ると、いよいよ秋だなぁという気がしてきます。

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食べ方はいつも同じで、穴の空いたフライパン(焼き栗専用)で皮が焦げるまで栗を焼き、熱いうちに皮と渋皮を剥いて、お米と海塩と少量の醤油とみりんで炊き、焼き栗炊き込みごはんにして食べています。ひと粒一粒手間をかけて剥いた栗をご飯と一緒にほうばって食べられる喜び。香ばしい栗がゴロゴロと入ったご飯とお味噌汁の、季節限定の贅沢な食事になります。(栗を焼くときは、そのままだと破裂するので皮に切り込みを入れます)
栗は採ってすぐに食べるより少し置いて焼いた方が渋皮も剥きやすくなり、甘さも増すような気がするので、数日置いてから調理しています。




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庭に少しだけ”和”を感じられるような所を作りました。
モミジのオレンジ色が他の赤や緑と協調しあって美しくみえます。









2016.10.24.Mon

かぼちゃのプリン

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秋に収穫できる野菜の中でもかぼちゃは好きな野菜のひとつですが、土の質が違うのかそれともこういう味の方がフランス人の口に合うのか、こちらのかぼちゃは日本のかぼちゃと違い、甘みも少なくホクホク感もないので、正直美味しくありません。それに加え水っぽいというのも厄介で、今までデザートにするのにも敬遠していたのですが、あれこれ悩んだ末に簡単で美味しいかぼちゃのプリンを作ってみました。

焼きプリンの美味しさは、なんと言っても焦がしたカラメルの味と卵の風味・・。一口食べた途端に子供の頃レストランで食べた”プリンアラモード”の味の記憶が蘇ります。このかぼちゃのプリンは、そんな焼きプリンにかぼちゃの味も加わってどこか昔懐かしい味のデザートになりました。




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今年最後のアジサイの花を摘み取り
逆さまに吊るしてドライフラワーに。







2016.10.22.Sat

アクラ・ドゥ・モリュ -塩ずけ鱈の揚げ物-

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フランスには以前の植民地だった、北アフリカやカリブ海から渡ってきた多くの人々が暮らしているので、フランス本土にはない特色のある料理が存在します。
このAccras de morue(アクラ・ドゥ・モリュ)もそんな料理の中のひとつで、今ではフランス人なら誰もが知る家庭料理になっています。

これは”モリュ”-morue-(タラの塩ずけ↓)と小麦粉、みじん切りのニンニクと玉ねぎ、パセリ、唐辛子、ライム汁、ベーキングパウダー等を(家庭によって入れるものに違いがあります)混ぜ合わせて油で揚げるのですが、ピリ辛な味がつい後を引きます。元々はカリブ海のアンティーユ諸島:Antilles:(中南米のグアドループ、マルティニークなど)の発祥の料理なんだとか。
滅多に我が家で作ることはありませんが、久しぶりに妻がモリュを買ってきて作ってくれました。揚げている時の匂いが魚の天ぷらにも似ていて、日本人には好まれる料理かもしれません。


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市場などに行くとこの写真のモリュが並べられた売り場の前を通るだけで、独特な匂いが鼻にブワッと飛び込んで来る、ちょっとクセのある魚の干物です。
一晩以上何度か水を取り替えながら、魚の塩気を抜いて調理するのですが、今では塩気を半分にした状態のモリュも売られています。




2016.10.19.Wed

10月

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昨年の今日10月19日は3年ぶりに日本に帰国していました。

家を空けている間、猫たちの面倒をみてもらうために、
モンペリエからわざわざ義父に来てもらいました。
義父は今年で80歳になりますが、音楽に絵に本にと
色々な事を着々とこなしていく尊敬できる方です。





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古いプロペラ機が上空を飛んでいきます。
隣り村には、二度の世界大戦で使われた飛行機やクラシック飛行機を
保管してある美術館があるのですが、エンジンが錆び付かないように、
ときどき上空を飛ばすときがあります。

時代が違えば、この音を聞いた途端に防空壕に駆け込むのでしょうか。





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花びらが肉厚の大きなアジサイ。いよいよ10月も中旬を過ぎ
モーブとクリーム色の混ざった好みの色に染まりました。

こうしてみると、日本とのアジサイの季節が大きく異なるんですね。
今年も色々なアジサイに楽しませてもらいました。



2016.10.16.Sun

リンゴのコンポート

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先日、小ぶりで酸味の強いリンゴをたくさんいただいたので、昨日は妻と二人でせっせと皮を剥きリンゴのコンポートを作りました。”コンポート”というのは、ジャム(コンフィチュール)よりも甘さ控えめで、一般的には赤ちゃんの離乳食のような仕上がりのデザートです。そのままスプーンで食べたり、タルトの具にしたりヨーグルトに混ぜて食べたりといろいろ。

作る時にリンゴと砂糖以外にバター、バニラ、シナモンなどを入れ一緒に煮ると美味しさのグレードもあがります。
ジャムと違い砂糖の量が少なくそのままだと長く持ちませんので、ビンに入れ圧力釜に入れて約30分殺菌し長く保存できるようにしました。



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甘いリンゴとバニラの香りがするね。^^








2016.10.13.Thu

渡航の際はご注意ください

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写真ではわかりずらいですが、とても凝ったアール・ヌーヴォー建築のアパートを見かけました。
アジア独特のごちゃっとした街の雰囲気も好きですが、初めてヨーロッパを旅行したとき、圧倒的な建築物にただただ驚くばかりで、まるでどこかのテーマパークにいるような錯覚に落ちたものです。





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シャンゼリゼ大通りの近くにあるエリゼ宮(大統領官邸)の付近。
警備にあたる警察官をよく見かけます。


去年パリで起きたテロの事件以来、フランスの日本大使館から在仏日本人に対して、注意喚起なるものがまめに送られてくるようになったのですが、最近送られてきたのものの一つに、「シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内に向かう高速道路等において、渋滞で停車している車両の窓ガラスを割り、座席上のハンドバッグ等を奪う事件が多発しているので注意するように」というものがありました。9月だけで6件の邦人の被害が報告されているそうです。(被害者は全て女性)
これからフランスに旅行する計画のある方は、どうぞご注意なさってください。








2016.10.09.Sun

鳥の巣箱

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先日行ってきた花の市場で野鳥の巣箱を仕入れてきました。こんなものを置く必要もないのでしょうが、巣箱に出入りする鳥の姿を想像したらつい・・(^^)。
一つ一つ手作りされているので、これ以外にもいろいろなタイプの巣箱がありました。野鳥の種類によって穴の大きさも違い、屋根は瓦でよく使われる石でできています。


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troglodyte mignon ミソサザイ

鳥の巣で思い出したのですが、 この夏伸びてきた藤の枝を切ろうと、妻がハシゴを使って屋根の下を覗き込んだところ、軒下の藤の木の中に綺麗なコケでできた鳥の巣を見つけました。どんな鳥が巣を作ったんだろう?といろいろネットで検索してみたところ、どうもtroglodyte mignon ミソサザイという野鳥の巣のようです。(和名はParadise of the Wild bird-野鳥の楽園の湯けむり2さんに教えていただきました。)


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写真は初夏のもの

巣の中には卵がなかったので、どうも空き家だったようです。このミソサザイという鳥は、一夫多妻制でオスがせっせと4〜5の巣を作り、その中にメスの気に入った物件がひとつあれば、その巣を作ったオスと子作りを始めるのだそうです。鳥の世界でも甲斐性のあるオスの方が、メスに慕われるということですかね。(^^;) このミソサザイはかなりのイクメンらしいですよ。

今年はもう巣作りは終わりでしょうから、来春元気で可愛い野鳥の子の姿を見るのを楽しみにしています。






2016.10.06.Thu

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入り口の扉の上には「幼稚園」と彫られていて
え、これが幼稚園!?と驚いてしまいますが、現在もそうなのかはわかりません。


朝晩の気温もグッと下がり、山では初雪が降ったとか。
庭のあちこちから食用のキノコが顔をのぞかせています。
栗も落ちてくる頃なので、毎年恒例の焼き栗ご飯を作りたいと思います。








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