森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2017年03月

2017.03.20.Mon

食の欧米化=健康を損なうは本当?

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ポロ葱とほうれん草のキッシュ

欧米の食事というのは、『鶏、豚、牛肉、ベーコン、ソーセージ、ハムなど加工肉中心の食生活、動物性脂肪、乳製品、砂糖などの過剰摂取』であり、日本人の食事内容が欧米化し、それを長く続けることでコレステロール値も上がり、後々健康を損なうリスクが高くなる。そんな風に私たちの頭の中に擦り込まれています。しかし、果たしてそんなに欧米人が体に悪い食べ方をしているのか?というと、私がフランスで暮らして感じることですが、それほど肉ばかりを食べるような偏った食事の仕方はしていないように感じます。

実際、私の知っているフランス人の方に関して言えば、普段からたくさんの野菜や豆類、果物をたくさん食べていますし、統計的にみても肉の消費量は年々減少してきています。チーズやヨーグルトなど乳製品もよく食べますが、食べ過ぎなければカルシウムを摂取できる大切な食品だと思います。



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かぼちゃのスープ。フランス人はよく野菜のスープを飲みます。



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サラダ菜の少ない冬はビーツのサラダ

なんでもそうですが、”偏った食べ方”がいけないのであって、バランス良く食べているフランス人はとても健康的な食べ方をしています。(もちろんピザや肉ばかり食べているフランス人もいますが)

日本ではひとくくりに「食の欧米化」イコール「健康の悪化」という言い方をされていますが、どんなものでも摂り過ぎはよくないので、欧州の食事の良いところを参考にして、うまく日本の食事の中に組み込んでいくことが大切なのではないかと思います。







2017.03.15.Wed

春風

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いよいよフランス大統領選挙が来月末に迫り、絶対本命だと思われた右派のフィヨン候補者が、前東京都知事の舛添さんのスキャンダルを思い出させるような不正給与疑惑のせいで人気が急落。言い訳をすればするほどメディアはあおり、大統領としての資質がある無しに関係なく”誠実さ”を欠いたフィヨン氏は人気を無くす一方で、選挙は混戦状態になっています。まさか極右のマリン・ルペン氏が勝つとは思えませんけど・・正直どうなるかわかりません。



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免許証の更新のため街に行くと、
ここ数日の暖かさのせいか公園のあちこちで桜の花が開花していました。

久しぶりにセーヌ川沿いを通り、車椅子で見慣れた町を散歩していると
途中で出会った見知らぬ人たちの優しい心遣いのおかげで
私の心の中にも温かい春の風が通り過ぎて行きました。





2017.03.11.Sat

暖かい1日

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去年の秋に白いクロッカスの球根を植えました。冬の寒さが厳しかったので、20個近く植えた球根も全てダメになったかと思っていたら、徐々に芽が伸びてきてようやく一つ目の花が咲いてくれました。黄色い雌しべと白い花びらに紫色の斑が入っていてとても綺麗です。




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今日は気持ちの良い天気の中、冬の間たまっていた庭仕事をしていしました。庭のあちこちに野生のスミレの花も咲き始めています。この天気もあと数日続くらしいので、新たな春の花が見つかるかもしれません。楽しみです。(^^)



2017.03.04.Sat

街の掃除

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以前、ブログで「鼻の都は臭かった」(←ココ)という記事を書いたことがあったのですが、『昔まだパリの下水道の設備が充実していなかった頃、家庭から出される生ゴミや汚物で、道の溝がすぐに詰まり街はいつも腐った肉や魚の臭いで溢れていました。アパートの上の住人は、下まで汚物(糞尿)持って運ぶのが面倒なために、窓から外に投げ捨てることも、しごく当たり前のことだったそうです。また、馬車が重要な移動手段だったために、パリにいた数万頭にも及ぶ馬達の糞尿で街中は悪臭に満ちていたようです。通りの真ん中は道の両端より低くなっていて、雨が降った時に汚れがその中央に集まるようになっていました。』
そういった歴史があったせいなのか、今でもパリでは水を使って道路を掃除をしている光景を見かけます。



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水を流して、ただ箒で掃くだけよりももっと効率のいいやり方を考えたのか、ネットで調べてみると、馬に大きなタワシのようなものを引かせたり、上の写真のように自転車の後ろに回転するタワシのようなものを取り付けたりしたものもあったようです。




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近代化してくると水の入ったタンクを積んだ車が、水圧で一気にゴミを集めるようになってきました。現在もこの手の小さな車が掃除しているのを時々見かけます。数年前まで、犬の糞も飼い主が拾わずにバキューム機能のついたオートバイがフンを集めていましたが、最近では飼い主さんがきちんと落し物を拾っている姿も時々みかけます。


フランスの学校では生徒たちが校内の掃除をしません。掃除をする人がちゃんといるので「掃除は自分たちがするものではない」という考え方が子供の頃から備わってしまっているようです。日本の学校のように、自分たちが汚したものは自分できちんと綺麗にするという意識を植え付けるのは、個々のモラルの向上のためにも大事なことだなと感じています。







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