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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2019年09月

2019.09.24.Tue

人の営みの側で生きる生き物たち

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田舎で暮らしていると、虫や動物絡みのハプニングが時々起こります。クモの巣が原因で電動の扉が故障し、アリが運んだ大量の土のせいで下水が溢れ、雨どいの中に野鳥が巣を作って水が流れなくなり、スズメバチがお風呂の換気口に巣を作り、冬の間倉庫に置いておいた濾過装置を取り出したところ、中から子ネズミがポトポト落ちてきて慌てた、なんていう事もありました。仕方ないので小ネズミが巣立つまでそのままにしておきました。

つい最近では、車のエンジンがかからなくなったので、ボンネットを開けて調べてみたところと、一部のコードが何かの動物(おそらくフイーンヌ)に噛み切られていました。よくよく見てみると、車のボンネットの裏にある断熱材を掘じくり返して、仮の住処にしていました。ネットで調べるとフイーンヌは防虫剤の匂いが嫌いらしいので、それを布で包んでボンネットの中に置いてみましたが、今度は車の中が防虫剤臭くなってしまい、これはあまり得策ではないようです。

どのケースも、ここではなく他の場所に巣を作ってくれても・・と思ってしまいますが、昆虫や野生の小動物にとって、こういった人工的な物は雨風の侵入を防ぎ、寒さをしのいだり天敵から身を守るための格好の場所になるようです。



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今週になってようやくまとまった雨が降ってくれました。カラカラに干上がった庭の植物にとっては、まさに恵みの雨です。






2019.09.18.Wed

夏から秋へ

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今年は珍しく夏が長く居座っていて、一昨日の日曜日も幾つかの地方で30℃を超えるところもあったようです。
もともと夏の雨量が少ない国ですが、今年の夏も雨が少なく、庭に地植えする植物は、乾燥に十分耐えうる種類でないと水やりが大変になってきます。数日間、家を留守にして帰ってくると、鉢植えの植物はおろか、地植えの植物も瀕死状態になっているということも珍しくありません。こんな気候になってくると、南国に生えている水やり不要な植物でも育てたくなるのですが、そういった植物は、フランスの真冬の気温には耐えられないので、鉢植えにして冬の間は家の中で過ごさせるより仕方ありません。


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水辺の植物は、どんなに暑くても水さえあれば元気にしています。
最初は6匹しかいなかった金魚が、今では16匹に増えました。

ここで生きる動物達にとって、今では大切な水場になっています。


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三羽いたニワトリのうちの一羽が、
8月に急に体調を崩して3日と持たず死んでしまいました。
ニワトリは寒さより暑さに弱いので、この夏の暑さがこたえたのかもしれません。


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真夏の間、日が西へ傾くと、ねこ達は夕涼みをしに外に出て行きます。
どこに行けば体を冷やせるか、よく知ってるようです。


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地植えにした植物で、場所が合わなかったり、隣にある植物に負けてきたものは、一度掘り起こして鉢に入れます。それを水を与えやすい場所で管理し、元気が戻るのを待ちます。また十分に育つことができたら、春に新たな場所へ植え直してあげます。


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今年は40℃を超えた厳しい暑さの日もありましたが、朝晩の気温もだいぶ低くなってきました。季節はもう秋になろうとしています。



2019.09.07.Sat

野鳥

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春に家の周りでたくさんの雛が孵ったせいか、今年は例年より庭で見かける野鳥の数が多いようです。ただ、そのうちの10%だけが1歳を迎えることができると言いますから、一見のどかに見える自然の景色も、そこで生きる動物にいとっては、厳しいものに違いありません。
近年、気候の変動や畑で使われる農薬のせいで昆虫が減少し、それにともなって野鳥の数も少なくなっていると聞きます。(BBCnewsJAPAN→世界各地で昆虫が減少、害虫は増加傾向に)毎年庭の様子を観察しているのでわかるのですが、今年の夏は庭で見かける蝶の数が、いつもより少なかったように感じました。
人が野鳥に餌を与えるのは、不自然なようですが、人間の生活のせいで自然が侵されつつある今、野山で生きる生き物の手助けをするのも時として必要なことのように思います。


2019.09.02.Mon

今年はミニトマトを

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昔のトマトやきゅうりは美味しかったけど、今のものは味が無い。などとよく聞きます。「間違いだらけのキッチン選び」のkitchenplazaさんも同様なことを言っておられますが、実はフランスでもそういった話をよく聞きます。
確かにスーパーで売られているトマトは、酸味も甘みも無い、なんとも味気の無いトマトばかりだったりします。
スーパーのトマトではなく、私がよくいただく無農薬で作られている有機トマトであっても、いつも美味しいという訳ではありません。やはり収穫するタイミングにも、味は大きく関係しているような気がします。


今年はミニトマトを栽培してみました。普通のトマトより皮は固いのですが、甘みがあります。少し喉が渇いているときに、太陽の日差しで温められた、完全に赤くなる少し前のトマトを摘んで、そのまま口に放り込んでみました。トマトの葉には、独特なクセのある青臭みあるのですが、その香りがトマトの果肉に移り、噛んだ瞬間、昔のトマトの味が蘇えってきました。
子供の頃、おやつに塩をかけて丸かじりするトマトは、本当に美味しかったです。トマトを洗ったり、時間が経過するとこの香りがなくなってしまうようなので、枝になっているトマトを食べごろになった順に摘んで、その場で食べるのが、今年の夏の楽しみでもありました。


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