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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2020年05月

2020.05.30.Sat

エッフェル塔前

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普段なら手入れをされている芝が、2ヶ月以上放ったらかしにされていたので、伸び放題になっていました。こんな状態の公園を見るのは初めてです。いつも観光客で賑わっているエッフェル塔前にもあまり人がいません。

以前はビジネスマンや観光客がベンチに腰を下ろして、昼食やおやつに食べたサンドイッチやパンの残りを鳩やスズメが競ってついばんでいましたが、鳩の姿はどこにもなく、代わりにいままで見かけなかったカラスが増えていました。東京でカラスを見るのは珍しくありませんが、パリの街中でカラスを見るのは珍しいことです。ほとんどの公園が外出自粛の間立ち入り禁止になっていたので、園内の生態系のバランスが変わってしまったのでしょうか・・。



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つげの木の中に巣がるらしく、小さな虫を口にくわえたスズメが中に入っていきました。


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子供たちをロバの背中に乗せて、楽しませてくれていたおじさんの姿もまだありません。



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2010年を過ぎたあたりからでしょうか、大型バスに乗った観光客が大挙して押し寄せるようになりました。近隣のレストランやカフェを営む人たちにとっては、早く元のように観光客がもどって来てほしいところでしょうが、この界隈で暮らす人にとっては、このまま静かな公園であってほしいと願っているのかもしれません。




2020.05.26.Tue

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カンパニュラの仲間だと思うのですが日本名でなんと言うのか知りません。桔梗に似てますけど葉の形が違います。日の当たらない庭の隅に咲いていたのを2年以上前に植え替えて、ようやく咲いてくれました。


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普段なら空を見上げると、長く筋を引く飛行機雲を何本も見かけるのですが、ほとんどないところをみると、都市封鎖解除2週間経ったいまでも飛ぶ飛行機は少ないようです。
日本に帰るときにいつもシャルルドゴール空港を利用するのですが、ものすごい人です。あと2,3ヶ月であの人の多さが戻るとは到底思えませんし、人との間隔を1m以上開けるというのも難しいです。ワクチンができて、世界中の人にそれが接種されるまでと考えると、まだ先は長そうですね。



2020.05.23.Sat

布マスク

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先日、郵便ポストに布製のマスクが届けられていました。フランスでも公共の乗り物に乗る時は、マスクをすることが義務付けられていますし、密になる所でもマスクをするよう推奨しているので、アベノマスク同様、国が無料でマスクを配布しています。マスクの裏に付いているチケットには”メイドイン・マダガスカル”と書いてありました。無料で家庭に配るくらいですから原価の安いものだと思います。現地の人達が一つずつ手作りしているのだろうと考えたら、急に有り難みが湧いてきました。

外出禁止令が解除されてもうすぐ2週間が経ちますが、やはりフランスでも各地でコロナの集団感染が起きています。レストランやカフェはまだ営業していませんが、やはり私たちも慎重に活動を再開しないといけませんね。





2020.05.19.Tue

朝の散歩

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朝食をとった後は必ず庭に出て、植物の様子を見ながら庭を一回りします。
その前に、茶トラ君と野鳥への餌は忘れずに。



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雑草に混ざってポピーが元気よく咲いています。
とても繁殖力が強くて、年々広がっていくのがわかります。



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冬の間は殺伐としていた花壇も、茎が伸び葉を広がらせて豊かになってきました。




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タイム、ローズマリー、それとセージの仲間でしょうか。
たくさんの蕾をつけて、これから黄色い花を咲かせてくれます。




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フェンネルの葉の香りが好きです。
これから花が咲き、その種を噛むとなんとも言えない清涼感があります。




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いまはセージの花が満開。手入れの必要もなく毎年咲いてくれます。




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一輪だけでも大きな存在感があるアヤメ。
鮮やかな濃いブルーの花が、フェンネルの葉と良くあっています。




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ハァ〜、やっと解放されたニャ






2020.05.15.Fri

気の緩み

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小さな目・・




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フミフミ



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2020年 3月



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2005年 1月



コロナウイルスのことが世界的で問題になり始めてから3ヶ月以上が経つのでしょうか。しばらく気が張っていたせいか、最近になって私も自粛疲れというか、コロナ疲れという感じがあります。この寝てるネコの写真のように、気持ちも緩んできました。しかし、こういう気の緩みにつけ込んで来るのが、このウイルスなのかもしれません。

日本も緊急事態宣言が解除、感染者の減少、自粛疲れ等で緊張感を持ち続けるのも簡単ではないと思いますが、皆様も十分注意してお過ごしになってください。



2020.05.08.Fri

茶トラ君の初恋日記②

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茶トラくんの初恋日記① ←この続きになります

人間と違ってオスネコさんはとても紳士的だ。
異性に対して決して暴力を振るうことはなく無理強いもしない。
メスネコさんが心を許してくれるまで辛抱強く待つことができた。

ただ、「ひょっとしてあの娘、俺に気があるな・・ムフ」と勝手に思い込んでしまうという点では、人間の男同様オスネコもお馬鹿だった。

茶トラくんは毎日同じ時間に、自分の家から通りを渡り我が家まで出勤すると、
ミミのあとを追うことに一日の大半を費やした。


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「ありえない・・。」ミミはひとりごちた。
そもそも彼女のタイプはロン毛でふわふわ、三角小顔の洋風ネコさんなのだ。

こんな和菓子の栗まんじゅうのような顔をしたネコは、まるで好みではなかった。

「ネコ缶のCMに出てくるような美猫さんは、こんな田舎にはいないのだろう・・」
いつか花の都と噂される街に出て、真面目に恋活をしようとミミは考え始めていた。

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こんにちは〜

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さようなら〜


悪いネコではなさそうだ。ただ、いつもああやって、しらじらしく用もないのに私に近寄ってくるのが気に入らない。
「これほど<近づくな危険>オーラを体から発しているというのに、なぜこの男は懲りないのだろう。今度来たら思いっきりスネにかぶり付いてやろうか・・」ミミには彼の行動が理解できなかった。



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ところがある日、転機が訪れた。恋の季節がやってきたのだ。

「ア〜オ〜〜」彼女は発情した。
「あらら?今日の私、なんだか変・・」体の異変に彼女は気がついた。
あんなに嫌いだった栗まんじゅうが、だんだんマロングラッセに見えてきた。

「わたし食べず嫌いだったかしら・・」ミミは考えた。
太って膨張したお腹も、見ようによっては毛が伸びたようにも見える。

それは春の天使が、二人のためにかけてくれた魔法でした。

当時の茶トラくんは去勢しておらず、ミミも避妊手術をしていなかったので、子猫が産まれたら困るなと思う反面、もし産まれたらうちで面倒をみようと思っていたので、しばらく2匹の様子をみることにしました。


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結果として二人の間に子供はできませんでしたが、それからしばらくの間、二匹は微妙な距離を保ちつつ、平和な日々を過ごしていきました。
そしてミミは2年半ほど我が家の庭で過ごした後、ある冬の日に風邪をこじらせたのが原因で虹の橋を渡りました。

ミミが旅立って以来、他のメス猫をほとんど見かけません。わたしが庭仕事をしていると必ず近くに寄ってきて、わたしの心を和ませてくれたミーちゃん。

今は茶トラくんがミミの代わりに、たくさん喜びと幸せを運んでくれています。


おしまい。



2020.05.06.Wed

茶トラくんの初恋日記

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自分の帰る家がありながら、他人の家に居続ける茶トラくん。
うちに来るようになったきっかけは、あるメス猫(ミミ)の存在でした。
時々ふらっと家に訪れる彼女に餌を与えているうち、
ミミは我が家に居つくようになりました。

はじめは警戒心が強かったミミも徐々に私たちに打ち解け、
その後運命に吸い寄せられるように、茶トラくんはうちに来るようになりました。



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見た目がちょっときつく、目がいつも縦に割れている (ΦωΦ)
どちらかというと可愛ブチャイク系のミミちゃん。

幸か不幸か?茶トラくんの行動範囲内に他のメス猫がいなかったために
他に選択の余地がなかった彼は、ミミを一目見て恋に落ちたのでした。


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出会ったその日から、執拗な彼のアプローチが始まりました。
来る日も来る日も繰り返される茶トラくんのストーカー行為。
少しでも近づきすぎると、容赦なくミミの猫パンチが炸裂する。
それでもなんとか彼女に振り向いてもらおうと、必死に想いを伝えようとする茶トラくん。

しかし、あまりのしつこさに、ミミのガマンも限界に・・


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「いつまでひっついとんのじゃ、この色ボケ茶色〜
体は小さいが、ミミの肝は座っていた。

しかしこの時、自分のことをロミオだと信じて疑わない茶トラくんには
ドスの効いた彼女の三白眼も、恋に胸踊らせるジュリエットの目に見えたのだった。


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なかなか縮まらない二人の微妙な関係。
果たして茶トラくんの恋は成就するのだろうか・・


つづく



きままな茶トラ君去勢される!?←茶トラ君のエピソード。 


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2020.05.03.Sun

5月の晴天

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設置した巣箱にヒナが孵ったらしく、
忙しく巣箱を出入りしている親鳥の姿を見かけます。




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我が家のネコたちも外で過ごす時間が増えてきました。

白いネコは蝶々を、茶色のネコはジャコウネズミを時々口にくわえて
大声で「捕まえたよー!」と鳴きながら家の中に持ってきてくれます(泣)
ヴギャ〜ア〜




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桜に次いでリラの季節も終わりを迎えました。
少しあるだけで、部屋中にリラの香りが広がります。



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まるちゃん




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庭を進むと野生のスズランが群生している所があります。
ちょうど4月の終わりから5月にかけて花が咲くので、
この辺り一面とても良い香りが漂っています。




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いつもなら頻繁に上空を通る飛行機を見かけますが、今は全く見かけません。車の通る音もないので、野鳥の声と樹々の葉が擦れる音がよく聞こえます。

来週から徐々に外出制限が解除されますが、毎年5月の終わり頃に、近くで行なわれる航空ショーも、コロナの影響で今年は開催されないと思われます。
ほとんどの経済活動が止まっているので、空はいつもより澄んでいるようです。


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