FC2ブログ

森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2020年10月

2020.10.31.Sat

ステイホーム再び

DSC07774_convert_20201101034058.jpg
ボクも家でジッとしてるよ

フランスは29日から、二度目のロックダウンに入りました。1日の感染者数が5万人近くに上るというのですから、相当数の検査をしているとはいえ、ヨーロッパの中で最も感染状況が良くない国ではないかと思います。フランスだけでなく、他のヨーロッパ諸国の感染も悪化しているので、これが気候のせいなのか、一人一人が持つ感染予防の意識レベルの問題なのか、民族の持つ遺伝子によるものなのか。春に続いてこれだけ感染が広がっているのですから、やはり何か訳があるのでしょう。それは、いずれ解明されるとして。

フランスのコロナウイルスの感染による重篤な患者が、すでに病院の集中治療室の70%近くを占めいるらしく、この勢いで行くと11月中に全ての集中治療室が、ウイルスによる患者で埋め尽くされてしまうというのが、今回またロックダウンに踏み切った大きな理由のようです。これが12月1日までという予定ですが、1日の患者数が5千人程度になれば解除できるだろうということなので、ちょっとそれは難しいのではないかと個人的には思っています。

今年は人類の科学の進歩という側面だけでなく、ひとりひとりが何かを学ぶきっかけになった年だと思います。それが良い方向へと向かいますように。より良い未来のためにも、いまは我慢をすべき時を迎えているのかもしれません。




2020.10.27.Tue

名前で呼びます

DSC04204_convert_20201028050826.jpg

義父や義母のことを名前で呼び捨てにするのって、結構勇気が入ります。日本で「シゲゾウ」とか「シゲコ」なんて、普通そのまま呼べませんよね。そんなことをしたら、けしからんやつめ!ということになりますけど、フランスでは実の親をパパとかマモン(ママ)と呼ぶことはあっても、義父母のことは普通名前で呼びます。

今でこそ私も慣れましたけど、せめて「さん」付けで呼べれば・・そんな風に思ったこともありました(笑)



DSC04206_convert_20201028050705.jpg

最近、首がどの辺りかよくわからなくなってきた茶トラ君。けっこう甘えん坊です(^^)

2020.10.23.Fri

我が町は何もないところ

DSC04182_convert_20201023202504.jpg
家から400m離れた所に郵便ポストがあるので、手紙を出すついでに教会まで行ってきました。私の家の前には、いくつかの家々と畑が広がっています。雨が上がったばかりなのか、遠くに虹が出ていました。
この通りを表とすると、裏には広大な森が広がっています。森の中には散歩コースがあり、ジョギングを楽しむ人、犬を散歩させる人をよく見かけます。

この日もすれ違う何人かの人と挨拶を交わしました。「こんにちは」「綺麗なワンちゃんですね」「ありがとうございます」見知らぬ人同士でも、こうやって気軽に挨拶を交わすのはフランスの田舎らしいところです。


DSC04189_convert_20201023202040.jpg





DSC04191_convert_20201023202202.jpg

日本に帰って街に出ると、いつもちょっとしたカルチャーショックを受けます。
満員電車、駅内を流れる大量の人々、放置自転車、居酒屋、コンビニ、ピロピロ♪聞こえてくる電子音、進化した自動販売機、パチンコ店の喧騒、UFOキャッチャー、なんでもありな看板、etc….。
まさにカオス。いまの自分の生活環境とあまりに違うので、頭が少しボ〜ッとしてしまいます。でも2日経つとそれもなんだか懐かしくて、逆に落ち着いてきたりします(^^)。



2020.10.19.Mon

アンバリッド

IMG_4499_convert_20201020060717.jpg

先日、病院の検査に行ったときに、私が入院していた頃からいる受付の女性と、初めて話しをしました。いつも受付の前を通るときに軽く挨拶を交わすだけで、一度も話しをしたことはありませんでしたが、私と妻のことはよく覚えているそうです。

20年前、かたことのフランス語しかできない状態で、言っていることの半分も理解できず、不安だけを抱えて病院で過ごしていましたが、いつも笑顔でいてくれる看護師や理学療法士、そしてこの受付の女性にも元気ずけられていました。
彼女はこの病院に26年間働いていて、あと2〜3年で定年を迎えるのだそうです。彼女が辞める前に話せて良かった。同じ時間を過ごせたことを嬉しく思います。



DSC05322_convert_20201020055911.jpg
2017年 10月19日

今日は1日中晴れ渡ってはいたものの、外に出ると思わず身を固くしてしまう、秋とは思えない寒い1日でした。空は青く澄み木々の葉は橙に色づき、栗も沢山落ちてきています。
1日天気が良いというだけで幸せを感じます。自分は安上がりにできているようです。



2020.10.14.Wed

夜間外出禁止

DSC04169_convert_20201014225309.jpg
10月14日
春に予定されていた定期検査が、突如現れた新型コロナウイルスのせいでキャンセルになり、それから約7ヶ月が経ちました。
そもそも気乗りしない検査だったので、来年コロナが落ち着いてからにしようと思っていたら、病院の方から「検査してください」という電話がかかってきてしまったので、シブシブ病院へ行ってきました。
私の行っている病院は、一般の病気の患者さんを診るのではなく障害者のための病院なので、ご年配の方も多く入院しています。「絶対にウイルスを院内に入れてはいけない」という、いつもとは違った緊張感があり、やはり戦いはまだ続いているんだなと感じました。

春にロックダウンした頃と比べて、現在は死者数こそ少ないものの、ウイルスの新規感染者は毎日2万人超え、重篤な患者も増えていて、医療従事者は肉体的にも精神的にも疲弊しており、そういった状況を鑑み、今週末17日から4週間、フランスの主要都市で、夜9時から翌朝の6時まで外出禁止ということに決まりました。




DSC04154_convert_20201015050905.jpg
2日間、家を空けてたのですが、帰って来ると
お腹を空かせたネコさんが、ニャーニャー言いながら待っていました。

待ってないで自分の家に帰りなさいよ〜( ノД`)




DSC04060_convert_20201015051016.jpg
クッキーさん、あなたまで・・
しかも、なんか怒ってるみたいだし





2020.10.10.Sat

子供の頃の思い出

DSC09326_convert_20201010194100.jpg


小学2年生の頃、私は福岡県の八女という所に住んでいました。家の前には自転車屋さんがあり、裏には小さな小川が流れていました。
台風が来ると必ず雨漏りするので、雫の垂れる場所にタライを置いてまわったのをよく覚えています。家の横には大きく育ったったビワの木があり、二階の窓から屋根に出て、ビワを捥いでたべました。風呂は五右衛門風呂で、夕方になるとじいちゃんが薪で風呂を炊き、縁日で買ったヒヨコがやがてニワトリになり、やはりじいちゃんが勝手口でそれをさばいているのを目撃したこともありました。

片足しかない優しいクリーニング屋のお兄さん。よく遊んだ仏壇屋の姉弟。友達のクスリ屋さんのお母さんは美人で、お父さんはポインターとい猟犬を飼っていました。

やはり、一緒によく遊んだ友達に金城ツトムくん(仮名)という男の子がいました。ツトムくんの家はお金持ちで、庭には大きな池があり、高額そうな巨大な鯉が何十匹(子供のころはそう見えた)も泳いでいて「ここに落ちたら絶対に死ぬな・・」と、悠然と泳ぐ池の鯉を眺めながら戦々恐々としたのを覚えています。その巨鯉(人喰い)が池にいない時に(なぜいなかったのかは不明)ツトムくんと一緒に泳いだこともありました。

どうして彼のことを”金城ツトム”というフルネームで覚えていたのか、自分でもよくわかりませんが、この夏、私が家の巨大化した金魚に餌をあげていた時、ふと彼のことを思い出しました。「ひょっとしてパソコンで検索したら、彼を見つけることができるかもしれない」そう思いついた私は、早速『フェイスブック、福岡、八女、金城ツトム(年齢etc...)』で検索をしてみると、果たして、彼は今でも其処に住んでいました。写真を見ると当時の面影があるようなないような・・恐らく、いや、間違いなく彼はそこにいました。

自分しか知らない、遠い遠い子供の頃の思い出。でも、ひょっとしたらそれを彼と共有できることができるかもしれない。そう思ったら、なんだかとても懐かしく、そして嬉しくなりました。

”巨大な鯉のいる家に住むツトムくん” いつか彼に連絡をとってみようと思います。



2020.10.05.Mon

ちょうど2年前


DSC09119_convert_20201006053102.jpg
2018年 10月7日

あれだけ夏には雨が降らない日が続いたのに、秋になった途端、毎日のように雨が降っています。これから冬になると日が出ている時間はさらに短くなり、フランスらしい暗く冷たい長い冬がやってきます。

写真はちょうど2年前に、日本の家族といっしょに訪れたシャトー.ドゥ.クーランス(château courances)晴れていたので、秋らしい景色が見られました。


DSC09121_convert_20201006053156.jpg
2018年 10月7日



DSC09110_convert_20201006053222.jpg
2018年 10月7日




DSC09085_convert_20201006053013.jpg
2018年 10月7日


フランスのコロナウイス感染拡大で、パリとパリ近郊でのカフェやバー、商業施設などの2週間の閉鎖が決まりました。結婚式の家族での集まりやパーティーも禁止になるようです。(劇場や映画館、美術館、図書館は開館)確かに1日の新規感染者もかなり増えています。
日本で同じ数の感染者が出ていたら、大変な騒ぎになっているかもしれません。やはり、自然にこのウイルスが無くなってゆくということは、ありえないのかもしれませんね。「コロナ慣れ」とでも言うんでしょうか、人々にそれほど緊張感はなくパニックになっている様子はあまりありません。







2020.10.02.Fri

ブログ

DSC02008_convert_20201003042835.jpg
自然体・・


世の中で「ブログ」という言葉が使われるようになってどのくらいが経つのでしょう。早いもので私自身、ブログを始めて8年近くが経とうとしています。

時々、ブログとはなんだろうと考えます。趣味の事、ペットの事、料理の事、出かけた場所、日記、写真…などなど。人によってブログの位置ずけは様々ですが、私にとってブログというのは、日本人の方との繋がりを持つ場であり、また自分語りをする所なのだと思います。

しかし、実際に自分の事を多く語っているのかといえば、日々起こる出来事の一割も語っていません。私は障害者ですが、障害者目線でブログを書くことはあまりありませんでした。
ブログを始めた当初は、どれくらいの方が1日訪れているのか気になっていましたが、

今では多くの人にブログを読んでもらおうという気もほとんどありません。と言いつつも、何かを人と共有したいという願望は、当たり前の人間が持っている程度はあるので、それがブログを続ける理由なのだと思います。

自分自身を大衆にさらけ出すとなると、つい良いところだけを見せようとしてしまうのが人の常ですが、あまり多くを気にせず、自然体で思っていることを綴るのが、本来ブログというものなのかもしれませんね。






 | HOME |