FC2ブログ

森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2020.01.24.Fri

気ままな茶トラくん

DSC00860_convert_20200124200810.jpg


もう7、8年前になるでしょうか、うちの庭に一匹の茶トラのオスが、遊びに来るようになりました。少し痩せていて、飼い猫の目印である耳のタトゥーも去勢もしてありません(現在はマイクロチップですが、当時は飼い猫には耳にタトゥーを入れ、登録をする必要がありました)いつもお腹を空かせていたので、餌をあげてるうちに、我が家の庭に居つくようになりました。

ある日、その茶トラくんが風邪を引いたのか、元気がありません。鼻みずを垂らし、餌を食べず熱もあるようです。放っておくわけにはいかないので、なんとか罠で捕まえて、獣医さんのところへ連れて行き診てもらいました。


DSC05879_(1)_convert_20200125005538.jpg
(当時の茶トラくん)


病院で抗生物質の注射をしてもらい「ナオナオ」という名前で登録を済ませ、耳にもタトゥーを入れて、ついでに去勢もしてもらいました。家に連れて帰り、数日間薬を与えると、しばらくしてネコは元気を取り戻しました。



DSC09521_convert_20200124200519.jpg
(金魚を捕まえようと狙っている悪い子)





DSC09819_convert_20200124200639.jpg

すると、それから約2ヶ月後・・獣医さんから電話がかかってきました。「実は、yoyoさんが”ナオナオ”と名付けたネコは、◯◯さんの家のネコなんだそうです!」なんと、ノラ猫だと思っていた茶トラくんは、実は飼い猫だったのです。

本当の飼い主さんが、茶トラの耳にあるタトゥーを見つけて事が発覚。飼い主さんが獣医に電話をし、そして獣医さんからうちへ電話がきたのでした。
なにしろ、他人の家のネコを勝手に去勢してしまったのですから、怒られるのではないかと心配したのですが、そもそも登録も去勢もされていなかったネコなので、野良と間違われても仕方がなく、その点は飼い主さんにも非があると感じたらしく、私たちが去勢してしまったことを問題にすることはありませんでした。茶トラのおかげで、その飼い主さんともお友達になることができました。



DSC05129_convert_20200124200737.jpg




DSC02952_のコピー_convert_20200124200503

今ではほとんど、うちのネコと化してしまった茶トラくん。飼い主が誰なのか、ネコにとっては何の関係もないらしく、自分の居たい場所で、今日も気ままなネコライフをおくるのでした。





 | HOME |