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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2020.10.10.Sat

子供の頃の思い出

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小学2年生の頃、私は福岡県の八女という所に住んでいました。家の前には自転車屋さんがあり、裏には小さな小川が流れていました。
台風が来ると必ず雨漏りするので、雫の垂れる場所にタライを置いてまわったのをよく覚えています。家の横には大きく育ったったビワの木があり、二階の窓から屋根に出て、ビワを捥いでたべました。風呂は五右衛門風呂で、夕方になるとじいちゃんが薪で風呂を炊き、縁日で買ったヒヨコがやがてニワトリになり、やはりじいちゃんが勝手口でそれをさばいているのを目撃したこともありました。

片足しかない優しいクリーニング屋のお兄さん。よく遊んだ仏壇屋の姉弟。友達のクスリ屋さんのお母さんは美人で、お父さんはポインターとい猟犬を飼っていました。

やはり、一緒によく遊んだ友達に金城ツトムくん(仮名)という男の子がいました。ツトムくんの家はお金持ちで、庭には大きな池があり、高額そうな巨大な鯉が何十匹(子供のころはそう見えた)も泳いでいて「ここに落ちたら絶対に死ぬな・・」と、悠然と泳ぐ池の鯉を眺めながら戦々恐々としたのを覚えています。その巨鯉(人喰い)が池にいない時に(なぜいなかったのかは不明)ツトムくんと一緒に泳いだこともありました。

どうして彼のことを”金城ツトム”というフルネームで覚えていたのか、自分でもよくわかりませんが、この夏、私が家の巨大化した金魚に餌をあげていた時、ふと彼のことを思い出しました。「ひょっとしてパソコンで検索したら、彼を見つけることができるかもしれない」そう思いついた私は、早速『フェイスブック、福岡、八女、金城ツトム(年齢etc...)』で検索をしてみると、果たして、彼は今でも其処に住んでいました。写真を見ると当時の面影があるようなないような・・恐らく、いや、間違いなく彼はそこにいました。

自分しか知らない、遠い遠い子供の頃の思い出。でも、ひょっとしたらそれを彼と共有できることができるかもしれない。そう思ったら、なんだかとても懐かしく、そして嬉しくなりました。

”巨大な鯉のいる家に住むツトムくん” いつか彼に連絡をとってみようと思います。



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