森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2013.03.12.Tue

Bricks à la viande ーカレー風味の挽き肉を包んだブリックー

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今日はちょっと目先を変えて、北アフリカにあるチュニジアの料理を作ってみました。チュニジアやモロッコの料理を語らずに、フランスの家庭料理を紹介したとは言えないくらい、一般の家庭の中に浸透しています。クスクスや鶏、子羊のタジン鍋もその一つです。
どうして北アフリカの料理がフランスに入って来たのかというと、戦争が終わり1960年代になるとフランスも経済の成長期を迎えました。たくさんの労働力を必要とした結果、チュニジア、アルジェリア、モロッコなどから多くの労働者が来ることになります。その時の人達が自分の国に戻らず、第二の故郷フランスに残ったため、フランス人の何割りかはアラブ系の人が占めるようになりました。今ではパリにもたくさんの北アフリカ料理のお店があります。

この小麦粉でできた薄い丸い皮のことをブリックと言いますが、日本ではこの料理のことも「ブリック」と呼んでいるようです。春巻きの皮とほとんど同じものです。今日のこの挽き肉のブリック。私も初めて作ってみましたが、カレー風味の牛挽き肉をブリックで包んで、サラダ油で揚げたものなので、ご飯のおかずにもなりそうです。
作り方はいたって簡単ですが、やはりこのブリックという皮が日本ではどこでも手に入るというものではないと思いますので、春巻きの皮を使って、丸く巻いてしまっても良いと思います。


 
 材料2〜3人前

挽き肉・・・        200g(ここでは牛肉を使いましたが、合い挽きでもかまいません)
玉葱(小)・・・      一個(みじん切り)
ショウガ・・・       親指半分くらいの量(みじん切り)ガーリックパウダーを使っても
卵・・・          一個
パセリまたはパクチー・・  粗く刻んだ状態で大さじ1程
カレー粉・・・       小さじ1
パプリカ・・・       小さじ1/2(なければ入れなくていいです)
顆粒のブイヨン・・     少々(オリジナルは入りません。お好みなので味が物足りない場合)
ブリックの皮・・・     8〜10枚(1パックに10枚入ってると思います)
塩、胡椒・・・       適量
サラダ油、オリーブオイル  適量


作り方
DSC06532_convert_20130310022934.jpgフライパンにオリーブオイルを大さじ1ほど敷き、ショウガと玉葱のみじん切りを中火で炒めていきます。










DSC06533_convert_20130310023000.jpgしんなりするまで炒めたら、ここに挽き肉と、カレー粉、パプリカ、塩、胡椒を入れて挽き肉をヘラでほぐしながら、さらに中火で炒めます。
化調のコンソメを入れる場合はここで入れて下さい。








DSC06535_convert_20130310023046.jpg私はここで先日作ったお肉の出しを入れました。(オリジナルのレシピでは入らないので、入れなくても大丈夫です。化調の代わりです)

水分を飛ばします。







DSC06543_convert_20130310023133.jpg挽き肉の味見をして、きちんと味がついていればパセリのみじん切りを入れ、よく混ぜます。










DSC06541_convert_20130310023108.jpg火を止めて、ほぐしておいた卵を一度に加え、よく混ぜ合わせます。

卵は完全に火が入らないようにします。卵の生っぽさが残るようにもったりさせる感じで仕上げて下さい。







DSC06546_convert_20130310023150.jpgそのままでもいいですが、卵に火が入ってしまうようなら、別の入れ物に入れて下さい。










次にこれをブリックで巻いていきます。真ん中から二等分に切り、写真のように半分に折ります。
①→②                       
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挽き肉を端にのせ三角形に折り畳んでいきます。慣れないうちはちょっと難しいですけど、何個か作ればすぐに慣れると思います。
もしかしたら慣れる頃には、全部巻き終わってる、なんてことになるかも・・


③→④
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順に折り畳んで、最後に余ったところに溶き卵(分量外)を刷毛か指等でぬって生地同士をくっつけます。


卵を使わなくても写真↓のように、余った部分をポケットに入れてしまってもいいですが、卵の方が焼いてる時にはがれません。
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10個のブリックができました。一辺が5cmくらいの三角形。


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少量のサラダ油で揚げる、という感じで両面をきつね色に焼き、ペーパータオルにのせよく油をきります。

わりと油を吸うので、それが嫌な方は刷毛でブリックの表面にサラダ油を塗って、200℃くらいのオーブンでカリッとするまで焼くこともできます。


食べた感想は、中身が肉と玉葱だけなので、やはり何か野菜を入れたいところです。椎茸やピーマンなんかもいいかもしれません。その方がよりおかず的になりそうです。
(茄子もいいかもというコメントをいただきました。茄子もいいですね)

やはりこの皮のカリカリがいいので、冷めないうちに食べた方が美味しいですね。手でつまんで、食べるみたいです。
今度、ご飯のおかずにもなるような料理もシリーズ化して、少しやっていこうと思います。



チュニジア料理に興味がある方は文化-チュニジア料理をご覧になって下さい。
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             中はこのような感じです









            帰宅前のねこ・・
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           危険を察知し、ベット下に3匹避難中。こうなるとさすがに手が出せません











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