森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2013.06.20.Thu

夏野菜(茄子、トマト、ズッキーニ)のチアン  Poulet au romarin et Tian de légumes

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いよいよ夏です!なんだか最近そればかり言っているような気がしますが、実はこちらは全然夏らしくありません。。フランスには梅雨というものがありませんが、このところずっと天気が悪くて。雷は鳴るは、氷はふるはの大荒れ。フランスのルルド(巡礼地として有名な場所)という所は、川が反乱してたくさんの家が浸水するという被害に合っています。世界的に気象の変化が起こっているのは、もう疑う余地もありません。

プロヴァンスの料理にラタトゥイユというのがあるのは、もう皆さんご存知だと思いますが、このラタトゥイユに使う野菜と同じものを使って、奇麗にグラタン皿に並べてオーブンで焼く料理にチアン(tian)というものがあります。これを作ってみました。ハーブにもローズマリーやタイムといった、プロヴァンスらしい香草を使って作るグラタンです。
ラタトゥイユもそうですが、美味しく仕上げる一番のコツは、じっくりとオーブンで野菜の水分をとばしてあげると、野菜の甘みのある一品に仕上がりますので、夏の暑い時期にこんなことをいうのは酷なのですが、1時間以上オーブンを使う覚悟をしてお作りなさって下さい。 


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 材料

米茄子・・・        一本(普通の茄子でかまいません。5~8mmくらいの輪切り)
ズッキーニ・・・      一本(同じく輪切り)
トマト(中)・・・     2個(半分に切って、茄子やズッキーニより少し厚めのスライス)
玉葱・・・         1〜2個(他の野菜と同じくらいの大きさのものを選んで輪切り)
ニンニク・・・       2片
オリーブオイル・・・    大さじ3        
トマトペースト・・・    大さじ1
水・・・          大さじ4ほど
ローズマリー、タイム・・  お好みで適量
海塩


・オーブンの温度は約180度に設定。
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・まず野菜を同じ厚さの輪切りに切ります。
茄子とズッキーニは広げて軽く塩をふって水が出てくるまでしばらく置いておきます。


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・水気が出たらザルにのせるか、キッチンペーパーで水気をふきとり、
他の野菜も同じくらいの大きさに切り揃えます。
・ニンニクはみじん切りに、ローズマリーは枝から葉だけ外して、
これもみじん切りにしておきます。(なければ必要ありません)


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・まず、グラタン皿にオリーブオイルを薄く塗って、
玉葱とトマトを底に敷き詰めたら茄子、ズッキーニ、トマト、玉葱を交互に重ねて並べていきます。


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・全てを並べたら、海塩を上からまんべんなく降って、
ニンニク、ローズマリー、タイムの葉を指でしごいたものをオリーブオイル
と混ぜ合わせて、野菜の上からスプーンをつかってかけます。

・もしトマトペーストがあれば大さじ1程を水で溶いて、
この上からかけてあげると旨味がまします。

・最後にもう一度、タイムとローズマリーの葉をちぎってのせて、
170〜180℃のオーブンで1時間以上、野菜がしんなりとするまで焼き上げます。



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この野菜の本当の食べごろは翌日です。熱々よりもそのまま室温くらいが美味しくいただけます。オーブンで焼いている間も、野菜の焼ける匂いとハーブの香りがただよって、もう作っている時点から食事を楽しんでいるようなそんな一品です。やはりこれには、魚やお肉も香草と一緒に焼いたものは似合いますね。これもまた鶏モモ肉をローズマリーと一緒に焼いたものをあわせて作りました。

もしフレッシュのハーブが手に入らなくても、ドライのハーブでも十分ですので、いよいよ食べごろになりました茄子やズッキーニ、トマトの料理はいかがでしょうか。





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