森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2013.07.17.Wed

アスパラガスとチェリートマトのフラン  Flan d'asperges et tomates au parmesan   ズッキーニ,ベーコンを入れたフラン  Flan de courgettes a la ricotta

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フランという料理をご存知でしょうか。デザートでおなじみのカスタードプリンも実は、フランと言います。
卵と乳製品(牛乳や生クリーム)を混ぜ合わせて、そこに野菜のピューレや火を入れたものを加えて、オーブンで焼いたものの多くをフランと言います。

今日、ここにあるのはアスパラガスのフランと、ズッキーニのフランですが、アスパラガスの方は少し柔らかめに茹でたアスパラガスと卵を一緒にフードプロセッサーにかけて細かくし、生クリームとパルメザンチーズ、を加えてチェリートマトをのせて焼いてみました。タルト生地を使わないキッシュのようなものですね。


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アスパラガスのフランはまろやかな味の材料ばかりを使ってますので、随分優しい味に仕上がっています。ただもうアスパラの時期も終わってしまいましたね。

ズッキーニの方は、今が旬ということもあって玉葱やベーコンも混ぜ合わせてあって、コクのあるものになっていますので、今回、こちらの方を紹介したいと思います。


 
材料 ラムカン4〜5個分

ズッキーニ・・・         400g(薄くスライス)
玉葱・・・            150g(小1個)(スライス)
ニンニク・・・          1片(みじん切り)
ベーコン・・・          60g(千切り、もしくは細い棒状に)
バター又はオリーブオイル・・・  約15gか大さじ2弱(野菜を炒めるためのもの)
リコッタチーズ又は生クリーム・・ 100g又は100cc
卵・・・             2個
パルミジャーノ・・・       大さじ1〜2
塩、胡椒



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・バター、もしくはオリーブオイル大さじ1〜2の中で、ニンニクみじん切りを軽く炒めたら、スライスしたズッキーニを入れ、全体に火が入ってしんなりするまで中火で炒めます。
(多少色づいてもかまいません。塩、胡椒で軽く味をつけておきます)
・炒まったらお皿にあけておきます。


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・ズッキーニを炒めた後のフライパンに、玉葱を入れて甘みがでてしんなりするまで炒めた後(中火から弱火)、ここにベーコンを加えてさらに炒めます。玉葱だけに塩を加える感覚で控えめに塩をふります。


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・ここに先ほど炒めたズッキーニを戻し、全体を和える程度に混ぜ合わせ、皿にとり冷ましておきます。

・冷めたら(またはあら熱がとれたら)これをあまり細かくせず、粒が残るよう粗めにフードプロセッサーにかけます。ボウルに入れておきます。


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・ズッキーニをいれたボウルにパルミジャーノチーズ、リコッタ、卵、、塩、胡椒を入れてホイッパーでかき混ぜます。(ここではリコッタチーズを使いましたが、生クリームで大丈夫です)


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・全部混ぜたらここで少し食べてみて、味を確認します。塩が足りなければ追加して下さい。

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・ラムカンにバターかオリーブオイルをを薄く塗って、合わせたものをレードルを使って入れ、湯煎にかけて180℃のオーブンで20〜25分焼き、真ん中に串を刺して付いて来なければ出来上がりです。

冷めても食べられますが、なま温かい時に食べても美味しくいただけます。



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写真はズッキーニの皮の部分を丸くくり抜き、湯どうししたものを上に飾っています。

日本の家庭の食卓では、ほとんどご飯が主食になり、「これが前菜でメインはこちら」という食事の取り方をしませんので、このフランがいったいどういう位置づけになるのか、少々微妙なところです。
夏のパーティーのオードブルや野菜を中心にした食事の一品になりますでしょうか。


それと、日本で広がったフランス語の間違いにこのラムカンがあります。これ、日本では”ココット”と呼ばれていますが、ココットとは鍋のことなんです。(ストウブやルクルーゼの蓋付きの鍋)
どうしてそうなったのか考えてみましたが、この鍋の会社が「ミニココット」なるものを販売していますが、その大きさがこのラムカンとちょうど同じくらいだったために、混同してココットと呼ばれるようになったのではないかと思います。
参考までにプチお話でした。






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