森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2013.08.18.Sun

鶏肉と夏野菜のプロヴァンス風煮込み    Poulet à la provençale aux légumes

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前回、オリーブオイルの話題に触れましたので、真夏に煮込みのレシピを出すというのも気が引けるのですが、使っている野菜が夏野菜ですので、オリーブオイルを使って、鶏肉と夏野菜の煮込みを今日はやってみたいと思います。

煮込み料理も何度か作ると分かりますが、トマトをベースで作る煮込み料理は、ほとんど入れる材料や行程がそっくりだということに気がつくと思います。

このレシピをフランスのレシピに添って作ると、トマトだけを入れて作るのですが、以前作った時に出来上がって食べてみると、ちょっと物足りなさを感じたので、今回トマトペーストと白ワインを足して作ってみました。

白ワインはどの家庭でも常備しているとはかぎりませんので、代わりに料理酒でもいいと思います。逆にその方が甘みがでるかもしれません。




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材料 2〜3人前

鶏もも肉・・・             2本
手羽先、手羽元など・・・        2本ずつ(これは出汁が欲しいので入れました)
玉葱(大)・・・            1個
赤、黄パプリカ・・・          1/2個ずつ
茄子(中)・・・            1本
ズッキーニ・・・            1/2本
ニンニク・・・             3片
黒オリーブ・・・            10〜15粒

小麦粉・・・              大さじ1
トマトホール缶・・・          400gのもの1缶または生トマトでも
トマトペースト・・・          大さじ2〜3
白ワインまたは料理酒・・・       1カップ
ブイヨンキューブ・・・         1〜2個
オリーブオイル・・・          適量
ロリエ、タイム、ローズマリー・・    各1枚と数本ずつ
水(あれば鶏のブイヨン)・・・     400cc


※どんな煮込み料理でも、出汁があるとより美味しくなります。鶏肉はできるだけ骨付きにして、あれば手羽先などもいっしょに入れると旨味がまします。

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・できればモモ肉は間接の部分から切り分けて、塩、胡椒をして
皮の方からフライパンで焼き色をつけます。
ここは普通の植物油でもかまいません。焼けたら煮込む鍋に入れておきます。

・玉葱、パプリカ、茄子、ズッキーニは大きめのダイスに切っておきます。
ニンニクは2個を丸のままつぶしておきます。



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・鶏肉を焼いたフライパンの油をペーパータオルなどで拭き取り、
新たにオリーブオイルを大さじ1程入れ、つぶしたニンニクを軽く色がつくまで炒めます。
次にロリエと玉葱を入れ中火で2〜3分炒めます。

・ここにパプリカ(私はみどりピーマンも入れました)を入れて、さらに4〜5分炒めます。
あまり焦げるまで炒めないようにして下さい。
炒め終わる少し前に小麦粉を大さじ1を降り入れます。(ソースに濃度をつけるため)

・小麦粉をよく混ぜたら、鶏を入れた鍋に入れます。
このフライパンに白ワイン(なければ料理酒)を注いでもう一度火にかけて
木べらなどでフライパンに付いた旨味を洗いとり、鍋の中に入れます。



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・この鍋にトマト缶をダイスに切ったもの、トマトペースト、黒オリーブ、水、
ブイヨンキューブを入れ、火にかけて沸いたらアクをすくい、
あればタイム、ローズマリーを入れて弱火で煮込んでいきます。
(香草がなければ省略しても)


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・40〜50分程煮込んだら先ほどのフライパンにオリーブオイルを
大さじ1〜1.5程入れて茄子とズッキーニを中火で軽くしんなりするまで炒めます。



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・炒まったら煮込んでいる鍋に入れて、ソースを野菜に絡め
フタをしてさらに10分〜15分ほど、茄子が煮えるまで煮込みます。

・最後の仕上げにニンニク1個のみじん切りを加えて、
7〜8分煮たら最終的に味をみて塩をして出来上がりです。



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煮込んでいる間は焦げ付かないように、時々木べらで鍋底をかき混ぜて下さい。


この煮込み料理は、スペインの国境添いにあるバスク地方の料理ととても似ています。
野菜を一度に入れないのは、煮くずれてしまうのを防ぐためなので、
気にならない場合は最初にいっしょに入れてしまってもかまいません。


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繰り返しになりますけど、美味しく作るポイントは出汁の味をだすということなので、モモ肉は骨付きを使って、その他にも手羽先や手羽元を入れて、一緒に煮ることをお勧めします。

この煮込み料理は意外にあっさりしているので、最後に風味を足すためにニンニクのみじん切りを入れました。煮込みと言っても熱々を食べる訳ではありません。


考えてみればラタトゥイユと鶏を合わせた料理ですね。晩夏に似合う一皿です。












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くびれたウエスト キャア〜














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