森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2012.12.10.Mon

La Pomme d'anbre -ポマンダー-

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オレンジを見てよく思い出すのが、ポマンダー。20年以上前に初めて私が作ったとき妻に「なにこれ?気持ち悪い」って言われてしまいました・・
オレンジとクローブ、粉末の香辛料で作るのですが、とても香りの良いオブジェです。こういったハーブ園で作ってる物系が、昔から私は好きです。芳香剤にもなるしクリスマスの飾り物にもいいと思います。

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作り方は簡単でオレンジまたはレモンにまずキリで穴をあけ、手でクローブを刺していくだけで、刺し終わったらシナモン等のパウダーをまぶし、ひと月放っておけば出来上がりです。

用意するものはオレンジ、クローブ、刺すもの、マスキングテープと出来上がった後に吊るすひも。乾燥してから十文字にリボンをかけたい場合はそのリボン。

私が作ってる間に、妻がネットで調べてくれました。日本ではポマンダーという言い方で知られてますが、フランスでは「ポム.ドンブル」と言うらしく、中世期にペストなどの悪い伝染病が流行っていた頃、クジラの内蔵からとれるAMBREという部分(今でも香水などに使われてる。香りが良い)を、悪い病から身を守るために持ち歩いていたということです。そのAMBREは金や銀の材料でできた、球状の入れ物に入れられていました。
しかし、そういった物はたいへん高価で一般の市民が手にできるものではありませんでした。
そこでそれをまねて作ったのがこのオレンジに香辛料をまぶしたものだったそうです。その頃は香辛料は大変高価なものだったと思われます。そんなヨーロッパ中世期に思いを馳せながら作りました。オレンジとクローブの香りが混ざって、家中良い匂いがただよいます。


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作っている間何度もネコ達が「おい、それ臭うぞ」という目で私を見ながら通り過ぎて行きます・・

フランスは日本と違って空気が乾燥しているので、オレンジを乾燥させるのは簡単ですが、日本ですと湿気のせいでカビが生えるのを防ぐために香辛料のパウダーをまぶして乾かした方がいいと思います。
写真のようにマスキングテープでガイドを作ってから、クローブを刺すていくと間違いがありません
乾燥させていくとオレンジがかなり縮んでいくので、クローブの間隔を少し空けて刺して行く方がいいと思います。

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 今日のねこ・・

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コメント

2012.12.12.Wed

確かに見た時、少し気持ち悪いものに見えました(笑)ホント良い香りしそう!!
2012.12.12.Wed

ちょっとオレンジが痛々しいですね。笑 

ちょっとオレンジが痛々しいですね。笑 
クローブを刺した部分からどんどん乾燥していくんで、ひと月たつとだいぶ形も変わってるかもしれません。
いびつになってたら笑えていいですね〜。^^;

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