2014.08.18.Mon
南仏のピザ、ピサラディエール PISALADIERE
ここ数年の日本の夏では、気温が30℃でも「今日は過ごし易い日」になるみたいですね。もうそれ聞いてビックリです。いったいどんだけ暑いんでしょう・・熱中症指数なんてのもあるんですね。もう私の知っている日本の夏とは次元が違ってしまっているようです。これは去年の7月に掲載したもの再掲載です。
プロヴァンスのお惣菜のようなパン、ピサラディエールというものを作ってみました。ひとくちに言えばチーズののっていないピザのようなものですね。プロヴァンス地方には、これ以外にも独特なパンがいくつか存在しますが、代表的なものに、フガス(eichanさんが以前作ってらっしゃいました、葉っぱの形をしたパン)や、このピサラディエールがあります。
作り方はいたって簡単で、玉葱のみじん切り、または千切りをオリーブオイル、またはバターでじっくり甘みがでるまで炒めたものを、平たく延ばしたパン生地の上に敷き詰め、アンチョビ、黒オリーブ、エルブド・プロヴァンスをのせて焼いただけのものですよ。
玉葱の甘みとアンチョビの塩味が混ざって、オリーブ味とハーブの香りがする美味しいピザになります。日本にもこの手のお惣菜パンがありそうですよね。
①茶碗に牛乳と砂糖を入れ、電子レンジで20秒ほど温めます。少しぬるいな、くらいの温度(30℃くらい)のところにドライイーストを入れ、暖かいところに置き10〜15分置いておくとイーストが膨らむと思います。
②小麦粉をボウルに入れ、膨らんだイースト、塩、ぬるま湯、オリーブオイルを入れゴムベラで混ぜ合わせたら、3〜5分くらい表面がなめらかになるまで手で良くこねます。
あとはこちらを参照なさって下さい。
<トッピング>
・玉葱は飴色玉葱を作る要領と同じです(そこまで炒めない)。
2個くらいを薄くスライス(みじん切りでも)して、オリーブオイルを敷いた鍋で、中火から弱火でゆっくりじっくり玉葱の甘みがでるまで炒めます。だいたい最初の量の1/3くらい?になるでしょうか。
・冷まして冷蔵庫に保管すれば、1週間は軽くもつと思います。
・アンチョビはフィレのままのせると、写真のようにのせた場合わりと多くのってしまうので、できるだけ縦に細く切ります。
・オリーブは塩気の少ないものを選び、たて半分に切ります。
・生地の半分をとり、丸めたら鉄板に薄く手で延ばしていきます。
(麺棒でのばしてもいいですが、四角くしたい場合は最終的に手で延ばす事になるので、最初から手を使った方が早いかと。手につくようなら打ち粉をしながら延ばして下さい)
・のばしたら玉葱(適量)を敷き、アンチョビを格子状に置き、その間にオリーブを並べます。
ドライハーブを軽く散らします。それと生のローズマリーを所どころに刺しました。
・210~220℃のオーブンで、12〜4分生地の底がパリっとして焼き色が付くまで焼きます。
この他、同じような要領でミニピザを4種作ってみました。一つは同じピサラディエールですが、アンチョビだけのせたもの、一つは以前ここでも作った、タプナードのピザ、そしてトマトソースにオニオンリングをのせて焼いたもの、それと焼き茄子にアンチョビと炒めたニンニクを混ぜて、オリーブをのせたもの。チーズをのせないピザならさほどお腹にも溜まりませんし、焼き上がったらそれぞれ1/4にカットして、並べ替えてテーブルに出せば、おもてなしの前菜になると思います。
アンチョビはどう並べてもかまいませんが、のせすぎると塩っぱくなるのでお気をつけて下さい。オリーブも丸のままでも半分にしても、そこは好みで変えてみて下さい。ちょっと変わったピザになるかと思います。
プロヴァンスのお惣菜のようなパン、ピサラディエールというものを作ってみました。ひとくちに言えばチーズののっていないピザのようなものですね。プロヴァンス地方には、これ以外にも独特なパンがいくつか存在しますが、代表的なものに、フガス(eichanさんが以前作ってらっしゃいました、葉っぱの形をしたパン)や、このピサラディエールがあります。
作り方はいたって簡単で、玉葱のみじん切り、または千切りをオリーブオイル、またはバターでじっくり甘みがでるまで炒めたものを、平たく延ばしたパン生地の上に敷き詰め、アンチョビ、黒オリーブ、エルブド・プロヴァンスをのせて焼いただけのものですよ。
玉葱の甘みとアンチョビの塩味が混ざって、オリーブ味とハーブの香りがする美味しいピザになります。日本にもこの手のお惣菜パンがありそうですよね。
材料 (2〜3人前)
<パン生地>
強力粉・・・ 250g(もしくは強力と薄力を半々によく混ぜたもの)
砂糖・・・ 小さじ1
牛乳・・・ 大さじ2
塩・・・ ひとつまみ
水・・・ 100cc
ドライイースト・・・ 2.5〜3g
オリーブオイル・・・ 大さじ1
<トッピング>
アンチョビ、黒オリーブ、ドライハーブ(タイム、ローズマリー、エルブドプロヴァンス等)
<生地><パン生地>
強力粉・・・ 250g(もしくは強力と薄力を半々によく混ぜたもの)
砂糖・・・ 小さじ1
牛乳・・・ 大さじ2
塩・・・ ひとつまみ
水・・・ 100cc
ドライイースト・・・ 2.5〜3g
オリーブオイル・・・ 大さじ1
<トッピング>
アンチョビ、黒オリーブ、ドライハーブ(タイム、ローズマリー、エルブドプロヴァンス等)
①茶碗に牛乳と砂糖を入れ、電子レンジで20秒ほど温めます。少しぬるいな、くらいの温度(30℃くらい)のところにドライイーストを入れ、暖かいところに置き10〜15分置いておくとイーストが膨らむと思います。
②小麦粉をボウルに入れ、膨らんだイースト、塩、ぬるま湯、オリーブオイルを入れゴムベラで混ぜ合わせたら、3〜5分くらい表面がなめらかになるまで手で良くこねます。
あとはこちらを参照なさって下さい。
<トッピング>
・玉葱は飴色玉葱を作る要領と同じです(そこまで炒めない)。
2個くらいを薄くスライス(みじん切りでも)して、オリーブオイルを敷いた鍋で、中火から弱火でゆっくりじっくり玉葱の甘みがでるまで炒めます。だいたい最初の量の1/3くらい?になるでしょうか。
・冷まして冷蔵庫に保管すれば、1週間は軽くもつと思います。
・アンチョビはフィレのままのせると、写真のようにのせた場合わりと多くのってしまうので、できるだけ縦に細く切ります。
・オリーブは塩気の少ないものを選び、たて半分に切ります。

(麺棒でのばしてもいいですが、四角くしたい場合は最終的に手で延ばす事になるので、最初から手を使った方が早いかと。手につくようなら打ち粉をしながら延ばして下さい)
・のばしたら玉葱(適量)を敷き、アンチョビを格子状に置き、その間にオリーブを並べます。
ドライハーブを軽く散らします。それと生のローズマリーを所どころに刺しました。
・210~220℃のオーブンで、12〜4分生地の底がパリっとして焼き色が付くまで焼きます。
この他、同じような要領でミニピザを4種作ってみました。一つは同じピサラディエールですが、アンチョビだけのせたもの、一つは以前ここでも作った、タプナードのピザ、そしてトマトソースにオニオンリングをのせて焼いたもの、それと焼き茄子にアンチョビと炒めたニンニクを混ぜて、オリーブをのせたもの。チーズをのせないピザならさほどお腹にも溜まりませんし、焼き上がったらそれぞれ1/4にカットして、並べ替えてテーブルに出せば、おもてなしの前菜になると思います。
アンチョビはどう並べてもかまいませんが、のせすぎると塩っぱくなるのでお気をつけて下さい。オリーブも丸のままでも半分にしても、そこは好みで変えてみて下さい。ちょっと変わったピザになるかと思います。