森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2015.03.13.Fri

シュークルート -choucroute-

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フランス語でシュークルート、ドイツ語でザワークラウト。アルザス地方の伝統料理。アルザスはドイツとスイスとに隣合わせた県のため、過去に起きた2度の戦争でドイツ領になったりフランスに戻ったり、行ったり来たりの歴史があるので食文化もドイツの影響を大きく受けているようです。

シュークルートというのは、キャベツの千切りに重量の2~2.5%の塩を加えて数週間漬けた漬けもののことで、フランスで「シュークルート」と言うと、一般的にはこのキャベツの古漬けと、柔らかく煮た豚肉の塩漬けやソーセージ、ジャガイモを白ワインと一緒に蒸し煮した料理のことを言います。人によっては酸味が苦手だと言う人もいますが、この酸味のあるキャベツがソーセージとよく合って私は好きです(妻は苦手・・)。
農家の人からこの冬に漬けたシュークルート1kgをいただいたので、早速作ったところ数日間に渡って私一人で食べるはめになりました・・。

缶詰やビン詰めでも売られているので、日本の家庭でも簡単に作れますが、日本人にはちょっと酸味が強すぎるかもしれません。そんな時には缶から開けてそのまま使わず、一度たっぷりの水にしばらく浸けてから少し酸味を抜いて、ザルで水気を切ってからソーセージと煮込むと食べ易くなります(酸味の抜き過ぎに注意。また一度水で洗うと長く保存できなくなるので使いきる分量だけに)。塩気も一緒に抜けてしまいますが、塩分は煮込む時に調節できるので問題ありません。

ヨーロッパのキャベツは、日本のキャベツと違ってとても固く締まっているので、長い時間煮るのに向いています。特別な香辛料が手に入らなくても、ソーセージと一緒に煮込むだけで簡単に本場の味が楽しめる料理かと思います。








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