森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2015.11.15.Sun

テロ

日本でも大きく報じられていると思います、またパリでテロ事件が起きました。
今年1月に起きたチャーリーエブドの事件以来、テロに対しての警備も厳しくなり、何度かテロを未然に防ぐことができていたのが、129人の死者、352人の怪我人、そのうち99人が重体というフランスで過去に例をみない大きな事件になってしまいました。
今年は特に世界各地でテロ事件が頻発している気がします。

パリには詳しくない私が、たまたま知人が住んでいるということもあって、何度か事件が起きた界隈に行ったことがあるのですが、観光客がたくさん訪れるような場所ではないので、日本人の犠牲者がいなかったのではないかと思います。お洒落なブティックやレストランのある地元の人たちで賑わう活気ある街という印象があります。

犯人たちはイスラム国を名乗る過激派。イスラム国に感化され戦闘員になる若者は、ヨーロッパの中でフランス人が一番多く、たくさんの武器もフランス国内に入ってきています。罪を犯した者は法で裁かれるという常識が通用しないテロリストに対して、いったい何をしたらいいのでしょう。
フランスがイスラム国に対する空爆を続ける限り、またテロを起こす言っていますが、では空爆をやめたらテロはなくなるのかというと到底そうとは思えませんし、宗教が違うからと言ってまた異教徒を斬首するのでしょう。

犯人たちは自爆し、現場に落ちていたパスポートから、一人はギリシャで難民として認定されたシリア人のものだということが分かったようです。
だとするとシリアから入って来る多くの難民の中に、テロリストが紛れ込む可能性があると懸念されていたのが、現実になってしまったということでしょうか。
もしそうなると、いろいろな国で新たに難民の受け入れが厳しくなりそうです。

明日は何が起こるのか誰にも予測できない。亡くなった人のことを想うと命の儚さを感じずにはいられません。



 | HOME |