森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2016.10.22.Sat

アクラ・ドゥ・モリュ -塩ずけ鱈の揚げ物-

DSC01357_convert_20161022041513_201610240114529f5.jpg


フランスには以前の植民地だった、北アフリカやカリブ海から渡ってきた多くの人々が暮らしているので、フランス本土にはない特色のある料理が存在します。
このAccras de morue(アクラ・ドゥ・モリュ)もそんな料理の中のひとつで、今ではフランス人なら誰もが知る家庭料理になっています。

これは”モリュ”-morue-(タラの塩ずけ↓)と小麦粉、みじん切りのニンニクと玉ねぎ、パセリ、唐辛子、ライム汁、ベーキングパウダー等を(家庭によって入れるものに違いがあります)混ぜ合わせて油で揚げるのですが、ピリ辛な味がつい後を引きます。元々はカリブ海のアンティーユ諸島:Antilles:(中南米のグアドループ、マルティニークなど)の発祥の料理なんだとか。
滅多に我が家で作ることはありませんが、久しぶりに妻がモリュを買ってきて作ってくれました。揚げている時の匂いが魚の天ぷらにも似ていて、日本人には好まれる料理かもしれません。


1024px-Klippfisk_convert_20161022192841.jpg
市場などに行くとこの写真のモリュが並べられた売り場の前を通るだけで、独特な匂いが鼻にブワッと飛び込んで来る、ちょっとクセのある魚の干物です。
一晩以上何度か水を取り替えながら、魚の塩気を抜いて調理するのですが、今では塩気を半分にした状態のモリュも売られています。




 | HOME |