森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

料理の話

2016.10.16.Sun

リンゴのコンポート

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先日、小ぶりで酸味の強いリンゴをたくさんいただいたので、昨日は妻と二人でせっせと皮を剥きリンゴのコンポートを作りました。”コンポート”というのは、ジャム(コンフィチュール)よりも甘さ控えめで、一般的には赤ちゃんの離乳食のような仕上がりのデザートです。そのままスプーンで食べたり、タルトの具にしたりヨーグルトに混ぜて食べたりといろいろ。

作る時にリンゴと砂糖以外にバター、バニラ、シナモンなどを入れ一緒に煮ると美味しさのグレードもあがります。
ジャムと違い砂糖の量が少なくそのままだと長く持ちませんので、ビンに入れ圧力釜に入れて約30分殺菌し長く保存できるようにしました。



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甘いリンゴとバニラの香りがするね。^^








2016.07.04.Mon

ジャガイモで作る天然酵母

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ひと昔前、便利なドライイーストなどなかった時代に、パンを焼くときにはジャガイモで作った酵母を利用して、パン生地を発酵させるのが一般的だったと妻から聞いていたのですが、ジャガイモで天然酵母!?生のジャガイモを水に浸けて何日か置いて発酵させるのだろうか・・。
頭の中には小学校の理科の授業で、さつまいもとジャガイモの栽培観察をしたときに、半分腐って教室中に異臭を漂わせていた思い出がよぎり(汗)、なかなか作る気にならなかったのですが、妻の持っていた古い本を見てみると、茹でて潰したジャガイモを使用し、全粒粉と水、砂糖で作るとの事。
まあ、試しにやってみようと思い酵母を仕込み、それでパンを焼いてみたところ、今までリンゴでしか天然酵母を作ったことがなかったのですが、予想に反して上手く焼き上がりました。おー、すごいジャガイモ天然酵母!天然酵母でパンを作るのも発酵に時間がかかるし、酵母を作るのも面倒だしで普段はやらないのですが、またすぐ焼いてみたいと思います。






ジャガイモの天然酵母の作り方をアップしておきました。興味のある方は「続きを読む」をご覧になってください。(^^)
2016.01.06.Wed

ショコラ

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先月のクリスマからお正月にかけて、たくさんのチョコレートをいただきました。
こちらの人は男性でも普段からチョコレートを食べるので、プレゼントとしてチョコを贈ることもよくあるのですが、義父、義母、妻、友人からのプレゼントが、かぶりにかぶってしまい、当分チョコレートは買わずにすみそうです。

日本でもブランドチョコのお店がありますが、一粒が500〜600円!中には1,000円以上するものもあるとか!?オイオイ・・。
カカオ農園で働く現地の人たちの日給が7ユーロ(966円)とも言われているのに、どこでそんな高級嗜好品にかわるのでしょうね。高価なチョコを買うことで、現地の人たちの生活が向上するというのなら納得できるのですが。

コートジボワールのカカオ農園で働く人達に、生まれて初めてチョコレートを食べてもらった映像というのがありました。チョコレートが甘いものだとわかった時の笑顔が印象的でした。ーカカオ農園で働く人たちー

近年中国や韓国でもチョコレートの消費がかなり伸びているらしく、逆にカカオ豆の生産が落ち込んでいるので、近い将来チョコレートがさらに高級な嗜好品になる日がくるかもしれないということですが・・。





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あずき







2015.09.02.Wed

夏の野菜

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提携農家さんから有機野菜を頂くようになって1年以上が経ちました。去年の夏は毎週山盛りにやってくるトマトやズッキーニを消費するのに必死なっていましたが、この夏は雨が降らなかったのと暑すぎるたせいもあって、二人暮らしの我が家には丁度いい量の野菜が穫れています。

毎週どんな野菜がどれだけの量来るのか決まっていませんが、最近はトマトが3〜5kgと大量に来る以外は、程よくズッキーニ、茄子、ピーマン等が来るので、お決まりの夏野菜の煮込みや肉詰めが定番になっています。


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野菜の肉詰めに至っては、この夏いったい何回作ったことやら・・。
大量のトマトはトマトソースにでもしないと食べ切れないときもしばしばです。

トマトとズッキーニの肉詰め←作り方


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夏野菜の煮込みは、野菜をザクザクと切って大きな雪平鍋に入れ、1時間以上オーブンに入れるだけなので簡単ではあるのですが、量が多くてなかなか食べ切れない・・。

ラタトゥイユと魚の包み焼き←作り方


先日、茄子の揚げ浸しを作って農家の人に食べさせたら大いに気に入ってくれました。フランス人にとって醤油とみりんの味を含め煮した野菜は口に合うみたいですね。

ただこういった揚げ浸しや肉じゃが等の簡単な和食の作り方をフランス人に教えてあげたくても、醤油、味噌、みりん、本だしを常備しているフランスの家庭はほとんどないのでそれが残念です。




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夏バテ気味なネコ一匹・・











2015.03.13.Fri

シュークルート -choucroute-

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フランス語でシュークルート、ドイツ語でザワークラウト。アルザス地方の伝統料理。アルザスはドイツとスイスとに隣合わせた県のため、過去に起きた2度の戦争でドイツ領になったりフランスに戻ったり、行ったり来たりの歴史があるので食文化もドイツの影響を大きく受けているようです。

シュークルートというのは、キャベツの千切りに重量の2~2.5%の塩を加えて数週間漬けた漬けもののことで、フランスで「シュークルート」と言うと、一般的にはこのキャベツの古漬けと、柔らかく煮た豚肉の塩漬けやソーセージ、ジャガイモを白ワインと一緒に蒸し煮した料理のことを言います。人によっては酸味が苦手だと言う人もいますが、この酸味のあるキャベツがソーセージとよく合って私は好きです(妻は苦手・・)。
農家の人からこの冬に漬けたシュークルート1kgをいただいたので、早速作ったところ数日間に渡って私一人で食べるはめになりました・・。

缶詰やビン詰めでも売られているので、日本の家庭でも簡単に作れますが、日本人にはちょっと酸味が強すぎるかもしれません。そんな時には缶から開けてそのまま使わず、一度たっぷりの水にしばらく浸けてから少し酸味を抜いて、ザルで水気を切ってからソーセージと煮込むと食べ易くなります(酸味の抜き過ぎに注意。また一度水で洗うと長く保存できなくなるので使いきる分量だけに)。塩気も一緒に抜けてしまいますが、塩分は煮込む時に調節できるので問題ありません。

ヨーロッパのキャベツは、日本のキャベツと違ってとても固く締まっているので、長い時間煮るのに向いています。特別な香辛料が手に入らなくても、ソーセージと一緒に煮込むだけで簡単に本場の味が楽しめる料理かと思います。








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