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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

環境

2016.08.28.Sun

ソーラーオーブン再び

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2014年に購入したソーラーオーブン。買った当初は夏によく使っていたのが、季節も変わり使う機会もなくなってしまったので、長椅子の下にしまい込んだままになっていました。ところが、最近のこの暑さのせいで、家の中で火を使うのもためらわれたので、久しぶりに引っ張り出して使ってみることにしました。

このソーラーオーブンは、太陽発電して機能するわけではなく、上面がガラス張りの反射板で囲まれたただの箱なんです。
以前、この箱を使った記事→ニャンとか活躍してます!ソーラーオーブン


普通の電気やガスオーブンと違って、自然に太陽の熱で庫内を温めるというアナログなものなので、箱の中が温まるまでに少し時間がかかるうえに、太陽が雲で遮られるたびに箱の中の温度が変化してしまいます。今は8月下旬の太陽の高さなので、庫内が120〜150℃までしか上がりません。最高に温度が上がっても170℃くらいでしょうか。赤道に近い国だともっと高い温度が期待できるかもしれません。

普通ケーキを焼くのにも160〜180℃は必要なので、このように低い温度では、どんなものでも調理できるというわけにはいきません。そこで弱火でコトコト煮込む夏定番の「夏野菜の煮込み」を作ってみました。最初の料理の出発点(ニンニク、玉ねぎ、トマトなどを強火で炒める)だけはガスレンジを使って調理し、その後ナス、ズッキーニ、パプリカを混ぜたあと、この箱の中に入れて調理をしてみました。

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箱に入れて調理開始。


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箱に入れて3時間経過。途中何度か混ぜました。


普通にガスを使って作れば、だいたい1時間ほどでできてしまいますが、それと比べて若干時間がかかるものの、鍋ごと箱に入れてただ待つだけ。下が焦げ付くこともないので、ほとんど手間いらずで調理できます。
以前、これでタルトも焼いてみましたが、ちゃんと焼き色もついて普通に調理できました。


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バジルを添えて食卓へ。ラタトゥイユは冷蔵庫から出して、そのまま冷たくても美味しく食べられるので、夏にはもってこいの料理だと思います。これとキュウリのマリネとパンだけで十分です。今度晴れた時に、また何か作ってみたいと思います。(^^)







2016.02.07.Sun

「もったいない」が法律に

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先日3日、スーパーなどで売れ残ってもまだ食べられる食品を捨てないで活用しようという法律ができ、施行されることになりました。La loi sur le gaspillage alimentaire définitivement adoptée

これは店舗面積が400平方メートルを超える大型食料品店に対するもので、今までは賞味期限が切れて売れなくなった食品は、上から塩素などの液体をかけて、拾って食べられないようにしてゴミ箱に捨てられていました。
しかしこれからは、まだ食べられる食品は捨てずに慈善団体に提供するか、動物の餌や肥料にするようです。
(違反すると75,000ユーロ(約975万円)の罰金か2年間の懲役)
政府は2025年までに、破棄する食品の量を半分にするのが目的だということです。

「売れ残りの食料品、捨てたら罰金」。満場一致で決まったフランスの法律

誰でもまだ食べられるものをゴミ箱に捨てるというのは、もったいないと感じると思います。そんな、「もったいない」が法律になりました。



2015.12.22.Tue

暖冬

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やはりこの冬は暖冬なのでしょうか、ここ数日暖かい日が続いてます。フランスだけではなくヨーロッパの広い範囲で、暖冬になっているのだそうです。
そのせいかこの時期すでに冬眠していてもおかしくないハリネズミが、夜な夜なノラ達の食べ残した餌を食べにやってきます。
今年は早春から暖かったですし、夏はパリ近郊でも36度を越える猛暑日が数日続いたときもありました。2015年は世界の平均気温が過去最高だった2014年を上回ることになりそうだとか。

先日パリ郊外で行われたCOP21。会議は成功に終わったと言っても、これから大きく経済発展しようとしている国が、経済成長とCO2削減を両立できるのか。
中国の大気汚染のニュースなどを聞くと、果たしてどれだけの国が真剣にCO2の削減に取り組むのか疑問です。

私は地球に存在する動植物を尊重する態度がなければ、人の将来もないだろうと思っています。一般市民にできることはたかが知れてるかもしれませんが、できることからやっていきたいと思っています。


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あどけない顔がたまらなく可愛いナオナオ君。丸い瞳で見つめられて、”アオアオ〜”なんておねだりされると、ついつい餌を与えてしまいます。親バカです。
ところがこのニャンコ、ずっとノラだと思っていたら、実は飼い猫だったことが発覚!この夏に去勢をした途端、メキメキと体重が増えてしまって、アララこれはヤバイ餌のやりすぎだと思っていたら、おそらくあっちの家でもこっちの家でもしっかりお食事していたのでしょう。そりゃ体重も増えるわけです・・。

本当の飼い主さんにお会いして分かったのですが、この猫の本名は「シャネル」オシャレ我が家ではナオナオ君。田舎くさい・・

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人の家の猫にもかかわらず、うちの庭にいる時間の方が多いって・・。そんな顔でこっち見ても、美味しいものは出てきませんよ!て強く言えないのです。(ノω=;)






2015.09.12.Sat

避難民

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一昨日Yahoo(仏)に出ていたやせ細ったシロクマの写真。



日本にお住まいの方もご承知のように、最近フランスで話題のニュースと言えば、難民の受け入れについてでしょうか。ここ数年フランスだけでなくヨーロッパ全体で、移民による犯罪が増加してきているだけに、どの国も難民の受け入れに消極的だったのが、溺死した小さな男の子の写真をきっかけに、どの国も受け入れ枠を増やして積極的に難民を受け入れる方向に向かっています。

日本では局地的な豪雨で各地で大きな被害が出たみたいですね。東北の地震のときの津波の様子をみているようでとても驚きました。

こうして二つのニュースをみて見ると、戦争と天災との違いはあるものの、どちらも住む家を失ってしまったという共通点があります。ある日突然、家と財産を失くしてしまう日が来るなど考えたことすらありません。被災された方が一日も早く人間らしい生活を取り戻せますよう願うばかりです。

日本やフランスに住んでいる限り戦争による「難民」になる可能性は低いかもしれませんが、ある日突然災害によって住む場所を追われ「避難民」になる可能性はどこに住んでいてもあるのかななどと考えてしまいました。特に日本は地震が怖いですね。


話がシロクマの写真になるのですが、子育ての時期にシロクマが痩せてしまうのは、自然界では時々みられるということです。しかし、ここまで激やせしてしまうのはマレだとか。

何故ここまで野生のシロクマが痩せ細ってしまったのかというと、温暖化のせいでこのシロクマの生息していた場所の氷が解けてしまい、主に餌にしているアザラシを捕まえることができなくなってしまったのではなかということです。
(地表に上がっているアザラシは、動きも緩慢なのでシロクマにも捕まえることができるが、海の中を泳ぐアザラシはシロクマも捕まえることができない。どこかの清涼飲料水のCMにあるような、のんびりジュースを飲んでなごんでいるシロクマ家族の姿に騙されてはいけません、事はもっと深刻なようです。)

地球が温暖化に向かっているのは紛れもない事実で、「将来それによって起こる激しい環境の変化で、住む場所を追われる『環境難民』は、戦争による難民よりも遥かに大規模で深刻な問題となるだろう」と一昨日あたりにフランスの大統領が、難民問題のスピーチの中で話していました。



アメリカもオーストラリアも1万数千人の難民を受け入るという、前向きな姿勢を見せているので、日本はどうなっているのか気になるところですが、安倍首相は今の所なにも言っていないようですね。調べてみると、昨年の日本の難民認定数は5000人の申請者に対して、認定されたのがたったの11人だけだそうです。11人って・・野球チームでも作るつもりだったのかな〜? (ノω=;) 








2014.12.22.Mon

2050年8月18日 暑・・

今日は冬至だそうですね。これからは段々太陽の出ている時間も長くなっていくでしょうから、早いとこ暖かくなって欲しいところですが、これからが寒さの本番です。

先日、フランスの気象庁が2050年8月18日の天気予報というのを発表しました。冗談ではなく、過去のデータを元にきちんと予測した予報ということです。

8月のパリの平均最高気温が28℃くらいかな〜、と思っていましたが、実際調べてみるとなんと25℃!?えっ、そんなに低いの?と驚いてしまいましたが、どうもそのようです。

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そこでその予報ですが、これからあと約35年後の天気予報。パリの気温が40℃!他の地域をみてもだいたい34℃〜43℃までと異常な暑さになっています。

フランスの夏は湿度が低いので日本の夏よりは、まだましですけど、それでも40℃というのはかなり暑く感じると思います。

パリの緯度は札幌と同じくらいだと思ってたら、さらに北に一する日本最北端の稚内市(北緯45.4度)よりも上なんですね。知りませんでした・・(^n^;)


日本でも35℃と30℃を比べると、最近では30℃でも過ごし易いと思えるそうですけど、そのうち気温30℃で「いや〜、今日は涼しいですね〜♪」なんて挨拶をかわすような時代がくるのかもしれませんね。 (ノω=;)







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