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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2018.07.16.Mon

農家へお手伝い(夏)

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昨日、日曜日は久しぶりに有機野菜を育てている農家さんのところへお手伝に行ってきました。前回行ったのは4月だったので、丁度良い気候だったのですが、さすがに今は真夏。私と妻は屋根の下で黙々とニンニクの選別をしていましたが、最高気温29℃の炎天下、手で人参畑の雑草取りをしてた人たちは、夕方近くなる頃には完全に干上がって疲れ果てていました。


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農家のアイドル犬?「ナナくん」暑くてへたばってます。

有機野菜を育てるというのは口でいうほど簡単ではなく、長雨が続いて玉ねぎが病気になったり、ズッキーニの葉はうどん粉病に、たった1〜2日で数百のレタスが虫に食べられて出荷できなくなったり、人参はネズミに、カリフラワーは青虫に全滅寸前になるまで食べられたりと、農薬を使わずに農業を営むというのは本当に大変だと思います。


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さて、日曜日はワールドカップの決勝戦でした。そしてまさかのフランス二度目の優勝。開幕当初は、おそらくほとんどのフランス人も優勝するとは思っていなかったかもしれません。
パリだけに限らず、各地の大きな街中はお祭り騒ぎ。この時ばかりは普段サッカーを観ない人も、にわかサッカーファンとなり、まるで自分が勝利を掴んだかのように、母国の優勝を喜んでいました。それにしても若者の持ってるエネルギーは半端ではありません。テレビを見ていて、そこまで嬉しいか!?と問いたくなりました。
若者たちの溜まったエネルギーを発散させるためにも、スポーツは大切なんだろうなぁとしみじみ思いました。







2018.07.10.Tue

ニワトリを飼い始める②

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ニワトリを飼い始めて今日で8日が経ちました。もともと養鶏場のニワトリだったので人への警戒心が少ないのか、私たちにもたちまち慣れて、すぐ足元に来るようになりました。家に来てから立て続けに卵を産んでくれましたが、ここに来て少しペースダウン。環境の変化やちょっとしたストレスでも卵を産まなくなるらしいので、思ったよりデリケートな生き物のようです。

フランスだけでなくヨーロッパではニワトリを家で飼う人も少なくなく、鶏小屋や飼育するための餌や関連グッズも通販で簡単に手に入ります。この鶏小屋もイギリスで販売されているものをアマゾンで注文して組み立てました。


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ニワトリさん達は実はとてもお利口で、夜も暗くなる前に、自主的にきちんと鶏小屋に入ってくれます。
前回の記事で紹介した「チキンガード」という自動扉は、陽が沈む時間帯に扉が閉まるようセットして、全員が帰宅した後に扉が自動的に閉まり、鳥たちは朝までお休みします。朝は陽が昇って明るくなる時間に扉が開くようセットしてあるので、私が早起きしなくても鳥たちは早朝から外で自由にしていられるというわけです。



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白い方が偽の素焼きのタマゴで茶色が本物
鶏小屋の中には擬卵を置いて「ここで産むんだよ」と教えてあげると、ちゃんとここで産みます。タマゴを産む頃になると、小屋に入って「コココッーコ」としばらく鳴き続けます。これから産むよと教えてくれているようです。


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聞きなれない鶏の鳴き声に警戒するネコ

ニワトリを飼うメリットは卵を産んでくれるだけでなく、鶏糞は野菜や植物の肥料になりますし、野菜クズなどの生ゴミの消費にも一役かってくれます。むかし家で飼うニワトリは、食べるために飼っていたのでしょうが、今は半分ペットとしてニワトリを飼う人がほとんどかもしれません。3匹ニワトリの名前はチビマルココ”と名付けました。


西日本では大雨によりたくさんの方が被災されたとか。私が日本に住んでいた2000年以前は、台風ならまだしも大雨でこれほどの被害が出たという話は聞いたことがありませんでした。心よりお見舞い申し上げます。




2018.07.04.Wed

ニワトリを飼い始める

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めんどりは生まれてから1年が経つと徐々に卵を産む回数が減ってくるという理由で、まだ十分に卵を産めるにもかかわらず1歳を過ぎると鶏肉にされてしまうのだそうです。
我が屋は毎月一回、地鶏を育てている養鶏家から丸鷄を1羽購入しているのですが、例外にもれずその養鶏家でも、1歳になっためんどりがこの時期に食肉にされるということで、まだ卵を産めるニワトリならばうちで飼おうということになり、3羽引き取る(購入する)ことにしました。


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飼育するにあたり何が必要なのか、どんなものを食べるのか、病気や天敵など注意することはどんなことなのかなどなど、知識だけでなく鶏小屋(通販で購入し組み立てたもの)や柵を作ったり、セキュリティーを強化したりと、思ったよりもやらなければならないことが沢山あって、準備をするのにも何日も必要でした。猫を飼い始めた時と比べると数倍手間がかかります。



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やはり一番気を使うのが、キツネやイタチなどの天敵から守るためのセキュリティー。
開閉時間をプログラムすると、自動的に扉を開け閉めしてくれます。その名も「チキンガード」

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家に着いて数時間すると、すぐに一つ目の卵を産んでくれました(^o^)
本来、温泉卵のようなもっと濃い茶色をしています


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3羽とも黒い毛に少し茶色が混ざっている
プール・マロン(Poule Marans)という国産の鳥さん。
意外と大きくて2kg前後あります。

好奇心があって怖がり屋さんで、食いしん坊。うちのネコとよく似ています(笑)ちなみにうちの庭によくやってくる隣のネコ(クッキーくん)は、ニワトリに気がついて忍び足で近づいて来たところを、1羽の鶏に「ココーーッ!」と威嚇されると、低い姿勢をしてビビって逃げて行きました(苦笑)。それ以来、奇異の目で遠くからニワトリを眺めています(^^;)知っているようで知らなかった、ニワトリの生態をこれから観察するのが楽しみです。






2018.06.26.Tue

いよいよ夏

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最近は気温も高くなり、いよいよ夏らしくなってきました。1年で最も日の長い今の時期が、私の一番好きな季節です。それはネコたちにとっても同様らしく、日中はあちこちでゴロゴロと寝転がっていますが、涼しくなる夕暮れ時になると外で過ごすひと時を楽しんでいます。



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あずきちゃんはどこが涼しい場所なのかよく分かっていて
夕方になるとよくこの中で涼んでいます(^^)。



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フランスにカブトムシはいませんが、珍しくクワガタを見つけました。昼間に草の上で仰向けになりもがいていたので、捕まえてみるとだいぶ弱っている様子。熟しているイチジクを与えると次の日には少し元気を取り戻したので、森の中に返しました。




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このアザミが青く色づくと、いよいよ夏の到来です。





2018.06.18.Mon

温暖化の影響で増えてきた外来種の虫たち

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虫の被害にあった庭園の木

ガーデニングの楽しみは植物を育てるだけでなく、蝶やハチ、バッタや野鳥の鳴き声や姿を見かけるのも、大きな楽しみのひとつですが、益虫と言われる虫ばかりではないので、害虫とも上手く付き合っていかざるをえません。

近年の温暖化の影響で、もともとアジアや南仏にしか存在していなかった虫たちが、パリ近郊にも増え始めていて、西洋ツゲの垣根を食い荒らす毛虫ツゲメイガ(pyrale du buis)、ローズマリーの葉を好んで食べる小さなコガネムシのような虫(Chrysomèle du Romarin) 、松の木に生息して、人や動物が触ると皮膚がただれてしまう毛虫(Processionnaire)、日本ではおなじみの縞模様のヤブ蚊など、どれもフランス国内に(またはフランス中北部)に生息していなかったが、徐々に繁殖し始めて問題になってきています。

中でも日本、中国、韓国から来たと言われている、ツゲメイガという蛾の幼虫は、西洋ツゲの木に卵を産みつけ、その幼虫が葉を食い荒らして木を枯らしてしまうので、大きな問題になっています。

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(写真はおかりしたものです)
フランスのほとんどの公園や庭園で見かける西洋ツゲは、何年も時間をかけてゆっくりと成長していきます。ところがツゲメイガの被害にあうと、あっという間に綺麗に剪定された木が惨めな姿になってしまいます。


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(写真はおかりしたものです)
底なしの食欲で、西洋ツゲの葉を食べて枯してしまうツゲメイガの幼虫
ツゲの木の中に潜んでいるので、見つけるのが厄介な毛虫


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もともとフランスにいるパピヨン.フランベ(papillon flambé)という蝶。
(写真はおかりしたものです)

ところが益虫や綺麗な虫は大事にするというのですから、人間とは本当に身勝手なものです。


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フェンネルの葉を好むパピヨン.フランベの幼虫。
元気に育ってね♪


うちの庭は農薬等を使ってないので、毛虫やナメクジ、カタツムリが葉を食い荒らしていると、手で捕まえてどこか遠くに放り投げたり、鳥の餌になるような場所に置いておきます。でもよく見てみると、害虫と言われる虫もおっとりとした動きで可愛かったりするので、駆除するのも心が痛みます( ノД`)。実際、地球上のどんな生き物より人間ほど地球環境を破壊し、汚している生き物はいないので、多少の虫たちの悪さは多めにみることにしています。(ただ、度を越すとさすがに腹が立ちますが・・苦笑)





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