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森の食堂 ア・ラ・カルト

フランスの片田舎で、四季の食材を使った料理を楽しみながら、森の動物とネコ達と暮らす日々を綴ったブログです。

2020.09.01.Tue

実りの秋

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いよいよ9月に入り学校では新学期が始まりました。乾ききった夏もいよいよ終わりを告げ、朝の空気は冷んやりとして、長袖のシャツを着ないと寒く感じるほどです。イチジクの実が濃紺色に変わり、リンゴは例年よりたくさん実りました。今はキンカンの花がたくさん咲いてるので、来春には収穫できるかもしれません。




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鶏を怖がる茶トラ君。






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先日作ったルバーブのジャム(左)と2018年に作ったリンゴジャム
このほかにもオレンジやカボチャもあって、なかなか減らない・・





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今年もお世話になったミント。まだ残ってるのでお茶にして飲もうと思います。





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ほとんどのリンゴは、熟す前に落ちたり、アシナガバチに食べられてしまっているので、ジャムか焼き菓子にしようと思います。正直言えばもう十分ジャムはあるんですけど、捨てるのももったいないので。




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冬に備えて、庭仕事を少しずつ進めていくつもりです。
来月は栗が落ちてくるので、それもこれから楽しみにしています(^ ^)










2020.08.28.Fri

友人宅へ

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納屋を改装したテラス

先日、車で20分ほどの友達の家へ、お茶をしに行ってきました。彼女の家は石造りの古い元農家の家で、石壁や家の骨組みには古い木が使われていてとても味があります。

新しい家よりもこういった古い家は人気が高く、私も探した時期がありましたが、玄関や家の中にも大きな段差があり、戸口の幅も狭いことがあるので、残念ながら車椅子には不向きです。


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その昔(1780年頃)フランスには『窓にかかる税金』というものが存在してたらしく、窓の数や幅など、大きな窓がたくさんある家は富裕層であるとみなされ、税金の対象になったのだそうです。それが原因でフランスの窓は、横に狭く縦に長いんだとか。確かにフランスの古い家の窓は縦に長いものが多く、室内は若干暗く感じます。



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お隣の子猫が、ミャ〜と鳴きながら登場
嬉しくてすぐに写真を撮る(笑)




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帰りはちょうど夕日の当たる畑の中を通っていきました。フランスでは8月が終わると同時に、急に秋の気配を感じるようになります。ひと月まえと比べると、日の入りもだいぶ早くなってきました。もう夏も残り少なくなてきたなと思うと少し寂しく感じます。





2020.08.25.Tue

茶&クロ コンビ

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ロックダウンで2ヶ月ものあいだ社会の動きが止まっていたにもかかわらず、それとこれは別、という考え方で夏のバカンスはしっかりととるフランス人。子供たちの勉強の遅れは大丈夫なの?といったことは気にしないらしく、お金を使って何週間も遊びに行くのですから、差し迫って生活に困窮しているというわけではないようです。(もちろんそうでない家庭もあります) 

そんなわけで、うちのお隣さんは飼い猫クッキーを残して、かれこれ3週間経ってもまだバカンスから帰ってきません。(餌だけを誰かが与えに来ている様子)
飼い主不在のあいだクッキーも人恋しいらしく、短い間にすっかり私たちになついてしまいました。茶トラ君の飼い主からは「うちのネコそっちにいますか〜?」というメールが時々届きますが、ネコ本人は此処が自分の家だと思っているので、ほとんど自分の家には帰っていないようです(汗)


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こちらの2件のお宅は、他にも犬や他のネコ、鶏、ヤギ、うさぎ等の動物を飼っていらっしゃるので、静かな場所を好むネコにとっては、誰にも邪魔されないうちの庭のほうが落ちつくのかもしれません。ここで二匹とも上手くやっています(^ ^)



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「いいじゃん、居ても。なにか問題でも・・」






2020.08.20.Thu

巣立ったばかりの野鳥

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明らかに巣立ったばかりだと思える野鳥(メザンジュブルー)を見かけました。どこに危険が潜んでるのか知らない雛は、私が近ずいても逃げずに草の茎に止まっています。まだ餌の摂り方もわからないように見えます。

うちの庭には凶悪なネコがウロウロしているので、気が気ではありません。しかし、24時間張り付いているわけにもいかず、しばらく一緒にいてその場を後にしました。翌日に、もう雛の姿はありませんでした。


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田舎に住んでいると生き物の「死」に出会うことがしばしばあります。虫などの死と違って、鳥類や哺乳類の死を目の当たりにすると、理屈では説明できないショックを少なからず受けます。
どこかで無事に過ごしていて欲しい。庭に散らばった鳥の羽がないことを祈りながら、朝の庭の巡回をする今日この頃です。



2020.08.18.Tue

1807年, 永代橋崩落事故

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現在の永代橋←ウィキペディア


宮部みゆきさんの「本所深川ふしぎ草紙」という短編小説の中に、永代橋が落ちた時に行方不明になったお鈴をめぐる話というのがありました。
小説の中の話なので事実とは限りませんが、隅田川にかかる永代橋が、本当に落ちたことがあるのかな?と気になって調べてみると、確かにそういう出来事がありました。私にとっては衝撃的な史実だったので、書き留めておこうと思います。

文化4年8月19日(1807年8月20日)に、深川富岡八幡宮で12年ぶりの祭礼日(深川祭)が行われ、江戸市中からたくさんの人が深川に押し寄せた。橋を渡ろうとした群衆の重みに耐え切れず、橋の中央部よりやや東側の部分の橋が崩落。後ろからの群衆は橋が落ちた事に気付かず、後から続々と人が押し寄せ、崩落部分から雪崩をうつように人が川に転落した。
死傷者・行方不明者を合わせると実に1400人を超える大惨事となった。これは史上最悪の落橋事故と言われている。
(ウィキペディアより)→永代橋崩落事故


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永代橋崩落事故 その他画像


永代橋は何度も通ったことがありますが、奇しくも8月、数日まえにこの事実を知りました。213年前に起きた「今日」の出来事に、遠い異国から思いを馳せるのでした。



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